市政全般

2018年3月16日 (金)

天守閣木造化、「金持ち減税」やめて、福祉・暮らしの充実へ――予算組み替え案提出

P1040320 日本共産党名古屋市議団は本日、予算の組み替え案を河村市長にたいして提出しました。19日の本会議では、組み替え動議を提案します。

 

 予算組み替え案は、富裕層・大企業優遇の市民税減税は中止し、税収を121億円増やします。新たな税金の浪費につながる名古屋城天守閣の木造復元やリニア関連の名古屋駅周辺開発、笹島巨大地下通路整備などをやめることで、20億円の一般財源を生み出します。

 

こうして確保した財源を活用して、「小学校給食費の無償化」(41億8千万円)、「18歳までの医療費無料化」(14億9千万円)、「国民健康保険料の子どもの均等割の廃止」(18億円)、「介護保険料の値上げ中止」(33億8千万円)、「奨学金返還支援制度の創設」(500万円)などを行い、市民の負担を軽くします。

 

「小中学校の少人数学級の拡大」(21億4千万円)、「学校図書館司書の全校配置」(9500万円)、「高校生給付型奨学金の支給対象の拡大」(1億3千万円)、「私立高校授業料補助の拡充」(2千万円)など教育を充実させます。「住宅リフォーム助成の創設」(1億円)、「商店リフォーム助成の創設」(5千万円)などで暮らしを向上させ、中小企業・業者の仕事おこしを進めます。「公立保育所の民間移管」「小学校給食調理の委託拡大」や「なごやアクティブ・ライブラリー構想」にもとづく図書館縮小・民営化を中止します。

2018年1月16日 (火)

来年度予算編成で河村市長に重点要望

 Img_5153日本共産党名古屋市議団は1月16日、来年度の予算編成にあたって、河村たかし市長にたいして重点要望を行いました。各局が予算要求したが、財政局の査定段階では予算に未計上となっている事項のうち、「児童虐待対応支援員の配置」「新堀川の悪臭対策」「相生山の道路廃止と緑地整備計画の検討」「消防団の出場手当の充実等」などの予算計上を求めました。

 

 また、各局からは予算要求されていませんが、「学校給食費の無料化」「18歳までの医療費無料化」「敬老パスの私鉄などへの利用拡大」「介護保険料を値上げしない」「若宮商業の廃止計画の撤回」「小学校の給食調理の外部委託の拡大中止」などを求めました。

 

 この中で、〝大企業・富裕層優遇〟の市民税減税の廃止を求めると、河村市長は、法人税については国も減税していることを踏まえて、「どのようにやっていくのか考える」と述べました。また、若宮商業の廃校問題では、「OBの方などが集めている署名をワシのところに持ってくると聞いているが、まだ持ってきていない」と話していました。

2018年1月10日 (水)

客引き行為禁止条例の制定、住宅セーフティネットの強化など計上――市予算の財政局案

本日、来年度の名古屋市予算の財政局案について議会に説明がありました。この中では、藤井ひろき議員が本会議質問で2度にわたって求めた「客引き行為等の禁止等に関する条例」(仮称)の制定と禁止区域での指導、広報啓発事業等の実施(5800万円)◆西山あさみ議員が20176月議会で質問した「セクシャル・マイノリティ」に関する調査等も含めた「男女共同参画社会の実現に向けた新たな取り組み」(1000万円)◆くれまつ順子議員が201611月議会で質問した「ヘルプマークの配布」(400万円)◆高橋ゆうすけ議員が20169月議会で質問した「民間賃貸住宅を活用した住宅セーフティネット機能の強化」=住宅確保要配慮者向けの住宅改修・家賃補助など(1900万円)◆さいとう愛子議員が20176月議会で質問した「保育所等待機児童対策」(241300万円)、◆さはしあこ議員が20142月議会で質問した「障害者差別解消条例の制定に向けた検討実施」(900万円)などが計上されています。

 

知的障害児施設「あけぼの学園」が2018年度~19年度の2年間で改築されます。私は、200611月議会の本会議質問で、改築計画を策定するよう求めました。それから随分経ちましたが、ようやく改築工事が行われることになります。

また、「学校司書の配置拡大」、「高校における発達障害の可能性のある生徒等への支援」などは、担当局に配分された財源で対応を検討することとされました。

 

一方で、財政局案では「新堀川における悪臭対策」、「留守家庭児童健全育成事業における事務職員配置等助成」、消防団の活動・出場手当を充実する「消防団を中核とした地域防災力の強化」、弥富相生山線の廃止と緑地の整備計画に関する「世界の『AIOIYAMA』プロジェクトに関する検討等」などは、予算計上が見送られました。来週、河村市長にたいして市議会各会派が予算要望を行う機会がありますので、市長査定で予算計上するよう求めたいと思います。

2017年6月 1日 (木)

市民要求の実現へ展望ひらいた市長選挙

 4月の名古屋市長選挙で日本共産党市議団は、岩城正光さんを支援してたたかいました。市長を変えることはできませんでしたが、市民要求の実現ではいくつかの点で展望を開いた市長選挙だったと思います。

 

 岩城さんと私たちは、金持ち優遇の「減税」は廃止し、その財源で小学校給食費の無償化や敬老パスの利用拡大などを公約しました。投票日の2日前の朝、原駅前で岩城さんが街宣したとき、天白区選出の減税日本以外の県会議員・市会議員が勢ぞろい。こんなことは初めてでしたが、他党の市会議員も、「小学校給食の無償化は子どもの貧困対策として重要です」と訴えていました。これまで市議会の中で、学校給食の無償化を要求してきたのは日本共産党だけですが、岩城さんが目玉公約に掲げたことから、他党の議員も主張するようになりました。

 

 敬老パスの利用拡大については、河村市長も市長選のマニフェストで「名鉄、JRなどへの利用導入を検討」すると公約しました。市長選挙後の市議会財政福祉委員会では、「高齢者の交通行動の実態把握調査」の結果が報告され、敬老パスを利用できる交通機関を名鉄・近鉄・JRにも拡大した場合の事業費が、0.95倍から1.17倍程度になるという試算が示されました。現在の事業費は約140億円ですから、最大で23億円ほどの追加財源が必要になります。この程度の財源を捻出することは今でもできますし、「減税」をやめれば120億円ほどの税収が増えますので、私鉄に拡大してもおつりがきます。

 

 子ども医療費無料化の拡大については、河村市長もマニフェストの中で、中学生までの医療費無料制度の「継続・拡大検討」を掲げました。2月議会の代表質問で、私が18歳までの医療費無料化を求めると、河村市長は「いろいろな自治体がやっている。犬山市や千代田区。なかなか泣かせるところがある。総合的に考えていきたい」と答弁していました。「考える」から「検討」へと前進しましたので、ぜひとも実現したいと思います。 

2017年4月25日 (火)

市議団長として新年度の抱負を語る――市長選挙の結果を踏まえて

1704251512私は、共産党名古屋市議団の団長に留任しました。本日、新年度の団役員の記者発表で次のような抱負を述べました。 

 名古屋市長選挙では、私たち共産党市議団が自主的に支援した岩城正光さんは及びませんでした。市政刷新に奮闘された岩城さんの健闘をねぎらいたいと思います。

当選した河村市長は、名古屋城天守閣の早期の木造復元で民意を得たと言っていますが、「中日」の出口調査では、木造化に賛成の人でも、河村市長が完成をめざす「2022年より後でよい」と答えた人が39%もあり、木造化に反対と答えた人と合わせると6割にのぼっています。天守閣の性急な解体・木造化には依然として市民合意はありません。市長が進める拙速な木造化を厳しくチェックしていきます。 

 岩城正光さんは、「金持ち減税」は廃止し、その財源で小学校給食費を無償にすると訴え、有権者から少なくない共感を得たと思います。市長選挙では、給食費無償化を訴える岩城さんを、自民・民進・公明の議員の方々と共に支援したわけですので、市民との共同、そして他会派との共同を広げて、給食費無償化大などの市民要求をぜひとも実現したいと思います。 

 議員報酬については、河村市長が言うように市民の意見を聞くことは大賛成です。議会基本条例の精神に立って、議会側が自主的に市民の意見を聞く場を設けることが必要だと考えます。また、政務活動費についても、領収書をインターネットで公開することはすぐにやらなければなりません。使途の透明化・厳格化を求めていきます。

2017年4月20日 (木)

いわき候補押し上げへ 天白区選出の「減税」以外の県議・市議勢ぞろい

 Jpg_2今朝、地下鉄原駅前に天白区選出の自民・民進・公明・共産の県議・市議6人が勢ぞろい。いわき正光さんを名古屋市長に押し上げようと、総勢40人近い人たちといっしょに宣伝しました。

 

 成田自民党市議の司会で全員が一言ずつあいさつ。「学校給食の無償化は子どもの貧困対策として重要。いわき市長で実現を」(三輪公明党市議)、「8年間の停滞と混迷の続く市政をいわきさんで変えよう」(田中民進党市議)、「現場主義と対話主義を貫くいわきさんを市長に」(成田市議)。私も、「パフォーマンスと思いつきの『市長』が主人公の市政でなく、いわき市長で『市民が主人公』の市政をつくろう」と訴えました。いわき候補は「天守閣木造化は急がない。福祉・教育を充実させる。勝たせてください」と訴えました。 

 私が今朝の原駅街宣を知ったのは昨夜。これは応援に行かなければと思い、仲間に呼びかけてかけつけました。「減税」以外の全議員がかけつけることも、ましてや全議員がマイクを握ることも想定していませんでした。河村市政を刷新しなければ市民の未来はないという思いが、それぞれの議員の立場を乗り越えて、共同の行動をとらせたと思います。あと3日、いわき正光必勝のために全力を尽くします。

2017年4月18日 (火)

反共攻撃しかできない現職市長候補

 今朝、八事交差点で河村陣営とぶつかりました。候補者本人が街頭演説。少し離れた場所で、こちらは十数人でメガホン宣伝。ノボリの数や人数では圧倒しました。それにしても現職の演説はひどかった。「天守閣木造化に反対の共産党と賛成の自民党が手を組んどる。わけがわかん」と。問われているのは木造化の是非ではありません。木造化に賛成の人も反対の人も、現天守閣の解体・木造化を急ぐ必要はないという一点で、岩城候補に団結しているのです。

 

 「自民党と手を組んでいる」と現職は言いますが、私たちは自民党と共同しているわけではありません。河村市長の市政運営が余りにひどいから、その転換を求めて幅広い市民と共同しているのです。「『金持ち減税』を廃止して、学校給食無償化など福祉・暮らしに回せ」「天守閣木造化は急ぐな」などの基本的な政策で一致する岩城候補を支援しています。

 

 現職の演説は、反共攻撃と反公務員攻撃に終始していました。こんな演説を聞かされても、市民は希望を持てないでしょう。現職市長は市議会でも、私たちの論戦に追いつめられると、「共産主義」を持ち出してくる。共産党を攻撃すれば市民を分断できると考えるのは、浅はかで時代遅れだ。現職の反共攻撃は、岩城陣営が激しく追い上げ、反共攻撃でしか反撃する方向が見出せない状況に現職を追いつめていることの証だと思います。

2017年4月14日 (金)

いわき正光個人演説会が盛況

 Photo昨夜、昭和区役所で開かれたいわき正光候補の個人演説会は、約250人が参加し、いわきさんの必勝の決意みなぎる訴えに、会場は熱気にあふれました。私も応援演説を行いました。その一部を紹介します。 

今回の市長選挙は、争点がはっきりしてまいりました。その一つは、「金持ち減税」はやめて、税金を市民生活の向上に役立てる名古屋市政へと転換することです。私は先日の市議会で代表質問に立ったのですが、市民税5%減税について調べてみて、改めてびっくりしました。昨年度、減税額が一番多かった人は、393万円も減税されていたのです。この方の課税所得はいくらか。約13億円です。この所得には分離課税となる株の取引で儲けた利益は含まれていません。13億円もの課税所得がある人に400万円近くも減税してやるというのは、富裕層優遇ではありませんか。

 

河村市長は、「ちょこっとでも税金を減らすのは庶民にあたたかい」と言っています。しかし、夫婦で年間200万円の年金で暮らしている世帯には、「ちょこっと」の減税もありません。非課税ですから。ところがこの世帯は、国民健康保険料と介護保険料を合わせて14万円余りも払わなければなりません。庶民には恩恵がない減税よりも、国保料や介護保険料を安くしてほしいというのが、年金暮らしのみなさんの思いではないでしょうか。

 

給与収入が400万円の夫婦と子ども2人のサラリーマン世帯の場合、減税額は年間5000円程度、ひと月にすればコーヒー1杯がやっと飲めるぐらいです。いわき正光さんは、こんな減税は廃止して、120億円近い税収を確保し、その財源で小学校の給食費を無償にすると公約されています。これが実現しますと、児童一人当たり年間41800円、保護者の負担が軽くなります。河村市長は、「減税をやめれば増税だ」と言いますが、ひと月にコーヒー1杯分の減税よりも給食費無償化の方が、子育て世帯には、はるかにあたたかいと、私は思いますが、みなさん、いかがでしょうか。

 

争点の二つ目は、名古屋城天守閣木造化などの巨大ハコモノづくりよりも、福祉・教育・暮らし優先の名古屋市政へと転換することです。天守閣木造復元は505億円という巨額の事業費がかかります。「税金は1円も使いません」といって、河村市長が持ち出した収支計画は、木造復元後の入場者数が現在の2倍以上の400万人程度に増え、それが50年間近くも継続することを前提にしたものです。私が、昨年2月市議会の代表質問で、入場者数が400万人以上に増加する根拠を尋ねると、河村市長は、「熱田神宮の参拝者は初もうでを除いても年間450万人いる」と答えました。まさに神頼みであります。 

先日市議会で、天守閣木造化の議案が可決しました。でも、最終決定ではありません。名古屋市が竹中工務店と契約を結ぶのは市長選挙が終わった後です。「木造化は急がない」と訴えるいわきさんが市長になれば、立ち止まって考えることができます。いまある天守閣を急いで壊すことに、市民の合意はありません。私たち共産党市議団が実施した市政アンケートでも、「まずは、耐震補強を行う」と答えた方が52%でした。ハコモノづくりより人づくり、税金の使い方を変えようではありませんか。いわき正光さんで、名古屋を変えましょう。「市民が主人公」の名古屋市政をつくりましょう。市民の力でいわきさんを必ず勝たせようではありませんか。

2017年4月 9日 (日)

いわき正光さんで「市民が主人公」の名古屋市政に

 Photo名古屋市長選挙の火ぶたが切られました。いわき正光候補の出発式には、多くの市民が参加。自民、民進、公明の多数の議員とともに、日本共産党からも本村伸子衆院議員をはじめ、市議団全員が参加しました。 

 いわき正光さんは、金持ち優遇の減税は「やめる」ときっぱり。その財源を、小学校給食の無償化や敬老パスの拡充など市民サービスの充実に使うと訴えました。天守閣の木造復元も急ぐべきではないと訴えました。「ダンボの耳を持って市民の声を聞き、市民の目線で考える。『市民が主人公』の市政をつくる」と述べ、全力で選挙戦をたたかい抜く決意を表明しました。いわき正光さんと市民が力を合わせて、「市民が主人公」の市政をつくるのが、今回の市長選挙です。 

 出発式の最後は、満開の桜の木の下で「いわきダンス」。盛り上がりました。

2017年4月 4日 (火)

「金持ち減税」やめて、国保・介護の保険料引き下げを

Img_0072「年収100万円台とか200万円の人がちょこっとでも減税されるのは、低所得者にやさしい考え方だ」――私の代表質問に河村市長は、こう答えました。私は「年収100万や200万の人が減税になるのか。100万円では非課税ではないか」と反論しましたが、調べてみたらやっぱりそうでした。

 

 下のグラフを見てください。200万円では非課税で、減税はゼロ。収入が増えるとわずかな減税と引き換えに、国民健康保険料や介護保険料が大幅に増加します。

 

 4月からの国民健康保険料は医療分で一人平均4039円、介護分を合わせると一人平均7329円も引きあがる予算です。約259千万円で値上げをやめることができます。117億円の減税額の4分の1で実現可能です。「金持ち減税」はやめて、小学校給食費の無料化や18歳までの医療費無料化など、市民が求める負担軽減にも取り組むべきです。

 

写真は、4月3日に日本共産党市議団12人全員が栄で行った街頭宣伝。「いわき正光さんを市長に押し上げ、市政の転換を」と訴えました。

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