弥富相生山線の請願審査 ヒメボタルへの影響も事業費も??
5月13日に開かれた市議会土木交通委員会で、相生山緑地を考える市民の会から提出されて、私たち3人の共産党議員が紹介議員になった請願の審査が行われました。この請願では、弥富相生山線の工事再開による自然環境などへの環境影響評価を明らかにすること、また、事業に対して得られる便益の総額を費用の総額で割った費用便益比を算定し、事業の妥当性を評価することを求めています。
同委員会には共産党の議員がいませんが、もう一人紹介議員になった千種区の無所属議員が、がんばって質問していました。たいする市当局の答弁は、従来の見解の繰り返しに終始していました。「工事再開によってヒメボタルの数はどうなるのか」という質問には、「過去には工事中に一時的に減少したが、その後は増加傾向にある。今後は夜間の通行制限を検討する」という答弁。工事が中断しているからヒメボタルは増加しているのであって、工事中は減少することは明らかです。開通後の対応も「今後検討する」というだけで、ヒメボタルの生息環境が保全できる保障はありません。
費用便益比について市当局は、「折衷案の事業費は、調査・設計後にしか示せない」、「便益は、折衷案に期待されている効果が多面的なので金額で示せない」と、算定するつもりがありません。でも、事業費の概算ぐらいは示せるでしょう。名古屋城天守閣の木造復元でも、詳細設計は済んでいないが、505億円という事業費は示されています。折衷案の効果は「期待」にとどまっており、費用に見合う効果があるのか定かではありません。
こんな状況なのに、折衷案の調査・設計の予算が通ったとして、請願は審査打ち切りになりました。
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