どうする「相生山の道路」――今秋、市が「折衷案」公表
2004年に着工し、2010年から工事が中断している「相生山の道路」=弥冨相生山線。河村市長が2014年12月に道路事業廃止を表明したにもかかわらず、速やかに都市計画変更を行わなかったために、「道路廃止」と「早期開通」で地元住民の意見の対立が再燃しました。2021年3月、市は有識者による学術検証懇談会を開催。有識者から「道路をフルスペックではないけれども造れば、必要な効果を得ることができる。相生山緑地のような場所をきちんと名古屋にも残しておくという価値観と折衷できる案を」などの意見が出され、市は昨年度から「折衷案」の検討を進めています。
日本共産党市議団は7月12日、「相生山の道路」について市緑政土木局からレクチャーを受けました。「折衷案」について道路建設課長は「今年秋に公表し、地元や市民に説明する予定。3つの案を検討している」と説明。「『園路』もダメという人たち、計画通りに道路開通を求める人たちの両者が納得のいく案にはならないだろう」といいます。道路の廃止と開通を「折衷」させるというのは、至難の業です。どのような「折衷案」が示されるかわかりませんが、私は、道路建設を再開するものであってはならず、ヒメボタルが生息し続けることができるなど自然環境を保全するものでなければならないと考えます。
日本共産党市議団は市当局からレクチャーを受けた後、工事が中断している弥冨相生山線の現場を視察しました。自然の再生力はすごく、シェルターの上にも草木が茂っていました。橋桁の架かっていない橋脚も草木の中に埋もれていました。
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