少数会派の議会運営委員会への参加を認めて――3会派で議長に申し入れ
日本共産党名古屋市議団(3名)は6月5日、日本維新の会市議団(1名)、名古屋元気と夢の会(1名)とともに、成田議長にたいして「所属議員5人未満の少数会派の議会運営委員会への出席と発言を認めること」を申し入れました。名古屋市議会では所属議員が5人未満の会派は「非交渉会派」とされ、議運の委員が出せません。そのため共産党など3会派は議会運営の協議に参加できないのです。
地都市では、「非交渉団体から委員会に出席したい旨の申し出があるときは、委員長はその会派の代表者1人の出席を認めることができる」(大阪市会)、「市会運営委員会、理事会及び理事懇談会には、非交渉会派から市会運営委員長に届け出た代表者1人のオブザーバー参加を認める」(京都市会)など、少数会派の参加を認めているところがあります。
私は成田たかゆき議長に「議長は所信表明で、『違いを認め、少数であってもそれを尊重していく』と言われた。ぜひ検討していただきたい」と求めました。成田議長からは「ご要望は議会運営委員会や議運理事会で協議していきたい」との発言がありました。
« 「学校給食の無償化を」 市民が市に署名提出 | トップページ | 差別発言を制止しなかった河村市長の人権意識 »
「名古屋市議会・議会改革」カテゴリの記事
- 再審法改正を求める意見書 全会一致で採択(2024.10.03)
- 共産党など少数4会派共同で議長に申し入れ(2024.06.05)
- 議員報酬800万円条例案――減税ナゴヤ幹事長「当面出せない」(2023.09.22)
- 減税日本が提出を見送った議員多選自粛と報酬削減条例案(2023.09.08)
- 少数会派の議会運営委員会への参加を認めて――3会派で議長に申し入れ(2023.06.12)
コメント