物価高騰から市民の暮らしと営業を守る――日本共産党名古屋市議団の緊急提案
日本共産党市議団は11月22日、河村たかし市長に対して、物価高騰から市民の暮らしと営業を守る緊急提案を行いました。
物価高騰のもとで、市民生活と地域経済は深刻な危機に直面しています。日本共産党市議団が行っている「市政アンケート」の中間集計(10月末現在回答者1万人余)でも、「くらしが悪化した」と回答した人は全体の約6割にのぼり、前回(38.5%。2020年実施)に比べ急増しています。回答した多くの人が、理由記述欄に「賃金は上がらないのに物価だけが上がっている」「物価上昇が厳しく国民健康保険料の支払いに困っている」と答えています。さらに、多くの人が賃上げや消費税減税、学校給食費や水道料金などの負担軽減を求めています。
市民生活と地域経済を建て直すためには、国の施策を待つことなく、地方自治体が独自に対策をとることが求められます。そして、現状を打開するうえでカギとなるのが、市民のふところを温め、内需を活発にする施策です。市議団の緊急提案では、国に対して消費税率5%への減税とインボイス制度の中止を求めるとともに、名古屋市として下記の施策(骨子)を実施するよう提案しています。
1. 小学校給食を無償にする。中学校スクールランチは全員制給食に転換し、無償化をめざす
2. 水道基本料金を1年間無料にする
3. 国民健康保険料の値上げを中止し、引き下げる。18歳以下の「均等割」を全額免除する
4. 介護保険料を2021年の値上げ前の水準に引き下げる
5. 奨学金返還支援制度を創設し、市内の中小企業等に就職する人(35歳以下)に月額最大3万円を3年間支給する
6. 「公契約条例」を制定し、市が発注する公共事業や委託事業で働く人の賃金を時給1500円以上に引き上げる。市の非正規職員(会計年度任用職員)の時給も1500円以上に引き上げる
7. 住宅や一定規模の建物の断熱化などを対象とする、省エネリフォーム支援制度を創設する
8. 「ナゴヤ新型コロナウィルス感染症対策事業継続資金」の返済猶予・利子補給期間の延長を行う
これらの施策に必要な予算―例えば小校給食無償化約47億円、水道基本料金1年無料約120億円、国保料値上げ中止と18歳以下均等割免除約22億円など―は、金持ち優遇の市民税「減税」(約92億円)や無駄・浪費型大型開発の中止・見直し、そして何よりも、政令指定都市20市で2番目に豊かな市の財政力を生かして財源を確保します。
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