〝鉄塔と液状化〟が「子どもいきいき学校づくり」審議会で議論に
高坂小学校としまだ小学校の統合計画(個別プラン)を審議している「子どもいきいき学校づくり審議会」が5月25日に開催され、私も傍聴しました。「高坂小学校を存続させる会」の住民・保護者10名も傍聴され、3名の方が「計画諮問案の審議の中止」を求める請願を提出し、口頭陳情されました。
審議会で議論されたのは、統合先であるしまだ小の南側隣接地の土砂災害警戒区域に送電線の鉄塔が立っていること、学校敷地の一部に「液状化発生の可能性が高い」エリアがあることでした。液状化については、「地盤調査をやっていない」(市教委)とのこと。統合するかどうかにかかわらず、いま通っている児童のために、地盤調査を行って、安全性の確認と巨大地震に備えた対策を講じるべきです。鉄塔については中電の関連会社の社員も招いて熱心に議論されていましたが、鉄塔の安全性や液状化対策という「子どもいきいき学校づくり」とかけ離れたの議論をしなければいけないような統合計画案は、白紙に戻すべきです。