高坂小の統廃合計画の中止もとめる住民が河村市長に署名提出
高坂小学校をしまだ小学校に統合する計画の中止を求めて、「高坂小学校を存続させる会」のメンバーが、河村市長と鈴木教育長にたいして4100筆余の要望署名を提出しました。私と鈴木孝之議員が同席しました。
同会のメンバーは、「コロナ前の統廃合計画をそのまま進めて、『密』な学校にしてほしくない」「高坂小では上の子と下の子がすばらしい関係の集団をつくっている。ぜひ学校を残してほしい」と訴えました。河村市長は、「(統廃合は)まちづくりと深くかかわっている。教育委員会の聖域ではない。市長に何の相談もなく進めるのはいかん」と応えました。
名古屋市教育委員会は、昨日に開かれた「子どもいきいき学校づくり推進協議会に高坂小としまだ小を統合する「個別プラン」を諮問しました。「個別プラン」諮問案では、統合にあわせて、現在のしまだ小を全面的に取り壊し、新築する。新築工事期間中(2年数か月程度)は、現在の高坂小の場所に統合校を開校し、工事完了とともに新校舎(現在のしまだ小の場所)へ移転するとしています。審議会から答申を受けた後、「6か月程度」の保護者・地元への説明・協議を経て、「教育委員会が統合を決定する」という強行的なスケジュールも示されました。
同審議会では、「高坂小を存続させる会」のメンバーが口頭陳情を行い、「個別プラン」諮問案の審議の中止を求めました。委員からは、「現場を見る必要がある」など慎重に審議を進める立場からの意見が相次ぎました。
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