暴言問題の真相究明、ハラスメント防止を――議長に申し入れ
日本共産党名古屋市議団は本日、丹羽ひろし議長にたいして議会運営委員会の視察先での暴言問題の真相究明とハラスメントのない市議会にするための申し入れを行いました。
昨年11月19日夜、議会議会運営委員会の視察先での意見交換会(懇親会)で、自民党の藤田和秀市議が減税市議にたいして「クズ」等の暴言を浴びせたと報じられました。藤田市議は記者団の取材にたいし、「報道されたような言葉でお騒がせしたことは本当に申し訳ない」と語っています。ハラスメントは、被害者の尊厳と人格を傷つける人権侵害行為であり、藤田市議の行為は明確にハラスメントに値します。
申し入れでは、①議会運営委員会の視察先での意見交換会における藤田市議の暴言行為について真相を究明すること、②「名古屋市議会政治倫理綱領」の中で「あらゆるハラスメント行為の禁止」について規定するとともに、政治倫理審査会の設置等も盛り込んだ政治倫理条例を制定すること、③市会議員を対象に人権やハラスメントについて学ぶ研修会を実施することを求めました。丹羽議長は「申し入れがあったことを議会運営委員会理事会に提示する」と答えました。