高すぎる!国保料の引き下げプラン
日本共産党は高すぎる国保料の引き下げプランを発表しました。国民健康保険の加入者は、高齢者、非正規労働者、非就労者など、収入が低く医療依存度も高くなる特徴があります。労働者が入る健保組合や協会けんぽに比べて保険料が高いため、保険料滞納は加入者の約13%、4万3千世帯にのぼっています。
国保の構造的な矛盾解消のために、全国知事会は国に1兆円の公費投入を求めています。1兆円が投入されれば、国保だけに設定されている均等割保険料を廃止することができ、協会けんぽ並みの保険料に下げることが可能です。名古屋市国保の場合、年収400万円の4人家族では、年間34万6440円の保険料です。所得に占める保険料割合は13%。協会けんぽの2倍近い負担です。しかし、均等割が廃止されれば13万3190円へと半分以下になります。
日本共産党名古屋市議団は、市独自に国保料を1人1万円引き下げるため、大幅に削減した「一般会計からの独自繰入額」を元に戻すことを要求しています。また、私は今年の2月議会の代表質問で、18歳未満の子どもの均等割を減免するよう求めました。18億円の予算で実現できます。無駄な大型事業や市民税減税をやめれば財源はあります。愛知県が出していた市町村への国保補助金も復活させましょう。私たち共産党市議団は、市民と連携した運動と市議会の論戦で国保料の引き下げに力を尽くします。
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