天白養護学校で起きた事件の全容解明について申し入れ、ヒヤリング
9月12日に放映された天白養護学校での男性教員による生徒に対する暴行事件に関して、日本共産党名古屋市議団は本日、市教育委員会に事件の全容解明を求める申し入れを行い、担当者からヒヤリングを行いました。市教委側は、放映された事案については、男性教員も「体罰ととらえられてもしかたがない」と認めていると答えました。しかし、他の事案については、生徒に対する不適切な言葉がけや威圧的な指導があったことは認めているものの、それが体罰に当たるかかどうかは、男性教員と関係する教職員との間で「聞き取り内容に食い違いがある」と答えました。
市教委は本日、「特別支援学校における体罰等に関する有識者会議」を設置することを明らかにしました。3名の弁護士にによって構成し、市教委が行う市立特別支援学校における体罰等の調査に関し、法的な助言を受けるとしています。ヒヤリングの中で市教委側は、「有識者会議の助言を受けながら、全容を明らかにしていきたい」「他にも体罰がなかったのかが調査の対象になる」と述べました。
« 10か月間も100時間超の残業時間――人員増へ舵を切れ! | トップページ | 名古屋市次期総合計画 天白区でタウンミーティング »
「教育・子育て」カテゴリの記事
- 天保連、学童区連協が区役所と懇談(2022.12.19)
- 子どもたちにもう一人の保育士を!――請願の紹介議員に(2022.11.09)
- 「義務教育は無償」の憲法ふまえて学校給食費の無償化を(2022.06.27)
- 学校・保育所の給食費の食材費高騰分を名古屋市が財政支援(2022.06.10)
- 元「減税日本」県議・元副市長の教育長任命は、教育委員会の政治的中立性と独立性を損なう(2022.03.04)
« 10か月間も100時間超の残業時間――人員増へ舵を切れ! | トップページ | 名古屋市次期総合計画 天白区でタウンミーティング »
コメント