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2018年11月

2018年11月27日 (火)

18歳まで入院医療費無料化――名古屋市子ども青少年局が予算要求

Photo 名古屋市の来年度予算編成にあたっての予算要求の内容が公開されています。この中では、日本共産党市議団が求めてきた子ども医療費無料化の18歳までへの拡大も予算要求されています。入院のみですが、2020年1月から無料にするという内容です。予算計上を求めていきます。私たちが18歳までの医療費無料化を議会で要求してきた経緯を紹介します。

 

20146月 河村市長に申し入れ(写真)。市長は「ええことだと思う。わしも何とかしたい」と答えました。

 

20146月議会 山口清明議員が本会議質問で提案。子ども青少年局長は「ニーズを見極め、施策の優先度を十分勘案しながら、さまざまな課題に取り組んでいく必要がある」と答弁しました。

 

20172月議会 田口一登議員が代表質問で提案。市長は「いろいろな自治体がやっている。なかなか泣かせるところがある。総合的に考えていきたい」と答弁しました。

 

20176月議会 江上博之議員が代表質問で、市長のマニフェストで「中学生までの医療費自己負担分無料、継続・拡大検討」と書かれていることを取り上げて、「そういう方向でいくのか」と質問。市長は「その通りです」と答弁しました。

 

20186月議会 くれまつ順子議員が本会議質問で要求。市長は「18歳までの拡大については、よう考えております」と答弁しました。

 

2015年度予算以降は毎年度、2月議会で提出した予算組み替え案の中でも求めてきました。

2018年11月22日 (木)

「4つの実行」と「3つのストップ」――名古屋市議選政策を発表

 Img_6598 日本共産党愛知県委員会は11月21日、名古屋市議選政策「日本共産党をのばして、福祉・暮らし優先の名古屋市政をすすめる議会を」を発表しました。政策では、「市民の暮らし第一」の市政実現へ、「4つの実行」と「3つのストップ」を提案しています。

 

「4つの実行」――①小学校給食の無償化。②敬老パスのJR・私鉄への利用拡大。③国保料の一人1万円引き下げ。④介護保険料の引き下げ。このうち、小学校給食の無償化については、日本共産党はこの5年間で9回、本会議質問でも求めてきました。教育委員会は今年度、有識者懇談会を立ち上げて、無償化を含む給食費のあり方や給食内容の充実について検討しています。

 

 「3つのストップ」――①不要不急の大型事業は中止する(笹島巨大地下通路建設、中部国際空港2本目滑走路の建設促進など)。②名古屋城の現天守閣の解体・木造化は中止し、市民意見を踏まえて再検討。当面は耐震改修と老朽化対策などを行う。③富裕層優遇の市民税減税は廃止する。

2018年11月21日 (水)

保育・学童保育の充実を求めて天保連が請願署名提出

 Photo 本日、天白区保育団体連絡協議会が公的保育の堅持を求める請願署名を市議会に提出されました。保育園の保護者や保育士さんたちが集めた署名は2万筆を超えます。署名では、公立保育園の廃園・民間移管の中止や待機児童解消のための認可保育園の新増設、学童保育の拡充などを求めています。

 

 私が初当選した1997年当時、天白区は市内でも待機児童数が多い行政区でした。私の本会議での初質問は、保育園の増設でした。そのころから、天白区保育団体連絡協議会のみなさんが、毎年度、市議会への請願署名活動に取り組み、区役所と懇談されるようになりました。区内の保育園の数は、私が初当選した当時の12か園から30か園へと2.5倍に増えました。

 

 名古屋市の待機児童数は「ゼロ」となっていますが、いわゆる隠れ待機児童数は天白区でも74人(184月現在)と、緑区に次いで2番目に多くなっています。文字通り待機児童ゼロにするために、保育園の増設が引き続き必要です。一方で、公立保育園の廃園・民営化や賃貸型保育園への民間企業の参入が進んいます。

2018年11月 8日 (木)

名古屋市次期総合計画 天白区でタウンミーティング

 昨日、天白区役所講堂で次期総合計画の中間案に関するタウンミーティングが開かれ、私も出席しました。会場は空席も目立ちました。

 

 フロアからの意見では、相生山の緑地と道路に関わる意見が多く出されました。「緑地内の階段が朽ちている。散策する人が少なくなっているが、これではいけない」「緑地整備の計画づくりは原案の段階から市民参加で」「相生山の自然は今のままでいいという声が多い」などなど。道路(弥富相生山線)は廃止されますが、河村市長は「園路はつくる」といっています。園路をめぐっては、「緊急車両を通すための園路は早急に整備してほしい。火事などを防げる」という意見の一方で、「園路の予定ルートは廃止する道路のルートと同じにならないようにしてほしい」という意見が出されました。これにたいして河村市長は、「同じようなことをそこでやるのはいかん」と応えました。止めた道路をつないで園路にするのでは、自然を守るために道路を廃止するという理由が崩れます。河村市長は「12月に緑地整備の素案について市民に説明する」と表明しました。

 

 小規模校となり、統廃合の対象となっている高坂小について、「小学校を廃校すれば、ますます地域の子どもが減ってしまう。市営住宅の改善など子育てしやすい環境をつくっていくことが大事だ」「学区に小学校があるのは大きな力になる。小学校に保育園や老人介護施設を併設するなど総合的なまちづくりをすすめてほしい」という意見が出されました。これにたいして河村市長は「教育委員会は『1学年1クラスではクラス替えができない』といっているが、クラス替えができないことがいかんのか。少人数学級といいながら、『1クラスはダメ』というのは齟齬がある」と答えました。私も同感です。

2018年11月 7日 (水)

天白養護学校で起きた事件の全容解明について申し入れ、ヒヤリング

9月12日に放映された天白養護学校での男性教員による生徒に対する暴行事件に関して、日本共産党名古屋市議団は本日、市教育委員会に事件の全容解明を求める申し入れを行い、担当者からヒヤリングを行いました。市教委側は、放映された事案については、男性教員も「体罰ととらえられてもしかたがない」と認めていると答えました。しかし、他の事案については、生徒に対する不適切な言葉がけや威圧的な指導があったことは認めているものの、それが体罰に当たるかかどうかは、男性教員と関係する教職員との間で「聞き取り内容に食い違いがある」と答えました。

 

市教委は本日、「特別支援学校における体罰等に関する有識者会議」を設置することを明らかにしました。3名の弁護士にによって構成し、市教委が行う市立特別支援学校における体罰等の調査に関し、法的な助言を受けるとしています。ヒヤリングの中で市教委側は、「有識者会議の助言を受けながら、全容を明らかにしていきたい」「他にも体罰がなかったのかが調査の対象になる」と述べました。

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