生活保護利用世帯へのエアコン設置で名古屋市に申し入れ
日本共産党名古屋市議団は本日、厚生労働省が新たな生活保護利用世帯にたいして条件付きでエアコン設置を認めたことなどに関して、名古屋市に申し入れを行いました。厚生労働省は6月27日、今年度から新たに生活保護利用を開始した世帯にたいして、「熱中症予防が特に必要とされる者」がいる世帯に該当する場合には、5万円以内のエアコン購入費などの支給を認める通知を出しました。申し入れでは、「厚労省通知に該当する生活保護世帯に、その内容を周知徹底し、必要な対象世帯には可及的速やかにエアコンを設置すること」を要請。健康福祉局長は「各区役所に通知を2回出して、周知している」と答えました。
厚労省の通知では、今年3月までに生活保護を利用している世帯は、エアコン設置費の支給対象とならず、従来通り自分で費用を貯めるか、社会福祉協議会による貸し付け制度を利用するしかありません。今回の厚労省が、熱中症による健康被害が多いことから支給を決めたとすれば、今年3月以前に保護を開始した世帯にたいしても、エアコン設置が必要な場合は支給すべきです。申し入れでは、このことを国に要望するよう市に求めました。健康福祉局保護課長は「電話で厚労省に要望した」と述べました。
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