小学校給食費の無償化など子育て世帯の負担軽減を――代表質問②
代表質問で私は、子育て世帯の経済的な負担軽減として、小学校給食費の無償化と国民健康保険料の子どもの均等割減免を提案しました。
小学校給食費の無償化には40億円余りの財源が必要ですが、まずは第3子以降から実施するとすれば、2億円程度の財源があれば可能です。予算案では、「子ども・親総合支援基金」として30億円が積み立てられます。私は「子ども・親総合支援基金を活用して、まずは第3子以降から小学校給食費を無償にしてはどうか。実施に向けて検討を始めてほしい」と求めました。市長は「全部無償にすると金持ち優遇になってしまうので、よく考えないかん」と答弁しましたが、市民税減税ならともかく、憲法26条で定める義務教育の無償化に「金持ち優遇」という非難はあたりません。
私の質問の前に公明党の議員も給食費無償化について質問し、杉崎教育長は有識者や学校関係者による検討会議を立ち上げ、「無償化を含む給食費のあり方や給食内容の充実を検討したい」と答弁しました。給食費無償化を求める声が市議会の中で広がっていますので、他会派とも共同して実現させたいと思います。
国民健康保険料の子どもの均等割減免については、市長は「子どもの均等割は確かに問題」という認識を示しましたが、「名古屋だけでやるというのはどうか」と消極的な答弁でした。
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