客引き行為禁止条例の制定、住宅セーフティネットの強化など計上――市予算の財政局案
本日、来年度の名古屋市予算の財政局案について議会に説明がありました。この中では、藤井ひろき議員が本会議質問で2度にわたって求めた「客引き行為等の禁止等に関する条例」(仮称)の制定と禁止区域での指導、広報啓発事業等の実施(5800万円)◆西山あさみ議員が2017年6月議会で質問した「セクシャル・マイノリティ」に関する調査等も含めた「男女共同参画社会の実現に向けた新たな取り組み」(1000万円)◆くれまつ順子議員が2016年11月議会で質問した「ヘルプマークの配布」(400万円)◆高橋ゆうすけ議員が2016年9月議会で質問した「民間賃貸住宅を活用した住宅セーフティネット機能の強化」=住宅確保要配慮者向けの住宅改修・家賃補助など(1900万円)◆さいとう愛子議員が2017年6月議会で質問した「保育所等待機児童対策」(24億1300万円)、◆さはしあこ議員が2014年2月議会で質問した「障害者差別解消条例の制定に向けた検討実施」(900万円)などが計上されています。
知的障害児施設「あけぼの学園」が2018年度~19年度の2年間で改築されます。私は、2006年11月議会の本会議質問で、改築計画を策定するよう求めました。それから随分経ちましたが、ようやく改築工事が行われることになります。
また、「学校司書の配置拡大」、「高校における発達障害の可能性のある生徒等への支援」などは、担当局に配分された財源で対応を検討することとされました。
一方で、財政局案では「新堀川における悪臭対策」、「留守家庭児童健全育成事業における事務職員配置等助成」、消防団の活動・出場手当を充実する「消防団を中核とした地域防災力の強化」、弥富相生山線の廃止と緑地の整備計画に関する「世界の『AIOIYAMA』プロジェクトに関する検討等」などは、予算計上が見送られました。来週、河村市長にたいして市議会各会派が予算要望を行う機会がありますので、市長査定で予算計上するよう求めたいと思います。
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