名古屋港管理組合にヒアリ対策で申し入れ
本日、日本共産党名古屋市議団は愛知県議団、弥富市議団とともに、名古屋港管理組合にたいしてヒアリ対策についての緊急申し入れを行いました。本村伸子衆議院議員も同席しました。
名古屋港では6月27日、鍋田ふ頭コンテナターミナルで7匹のヒアリが発見されました。ヒアリは、特定外来生物に指定され、刺されると非常に激しい痛みを覚え、かゆみや発疹が現れます。重度の場合は呼吸困難や意識障害などを引き起こし、処置が遅れれば命の危険も伴います。申し入れでは、①継続的な調査や駆除等の対策を行う、②港湾労働者や来港者に向けて、ヒアリ発見時の対応や刺された際の対処方法などの情報を周知する、③調査・駆除にあたる職員・港湾労働者の安全確保、④国・県・関係自治体・各港湾等と情報を共有し、総合的な対策を講じることなどを求めました。
名古屋港管理組合はヒアリ発見後、発見場所周辺の緊急調査を行い、殺虫餌や捕獲するためのワナを設置するなどの対応を進めています。しかし、名古屋港管理組合は一部事務組合のため、県や市のように保健行政を担っていません。同組合側からは「特定外来生物であるヒアリ対策は環境省が主導してほしい」「市町にヒアリ問題の窓口を設けてほしい」などの要望を逆にいただきました。
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