名古屋市腎友会と市議団が懇談
腎臓病患者の命と暮らしを守るために活動されている名古屋市腎友会は、市議会の各会派と懇談を進めており、本日、私たち共産党市議団も懇談しました。腎友会からはとくに、「腎臓病の早期発見のために健康診断の血液検査の項目に、腎臓の状態がわかるクレアチニン検査を付け加える」「福祉タクシー券での相乗り制度の導入」「大災害時にも人工透析治療ができるように、透析施設への給水の供給」などの要望が出されました。
懇談では、相乗りタクシーについて、つばめタクシーが名古屋共立病院とかわな病院に通院する患者さんを対象に、実証実験を行うことが紹介されました。腎友会は、透析患者の交通費負担の軽減のために、一乗車に一枚しか使えない福祉タクシー券(重度障害者タクシー助成)を、相乗りでタクシーを利用した場合には乗車人数分が使えるようにすることを求めています。相乗りタクシーは、高齢者の移動手段として国土交通省が実証実験を始めていますが、過疎地に限らず名古屋のような大都市でも、通院や買い物などのために有効な移動手段ではないでしょうか。