河村市長答弁はウソだったのか!?
大村秀章愛知県知事は昨日の記者会見で、名古屋市の大規模展示場整備をめぐる河村たかし市長の議会答弁にたいして、「『調査をやってよい』と私が言った事実はない。猛省を促し、厳重に抗議したい」と述べたそうです。河村市長の答弁は、私の代表質問にたいしてのもの。答弁は虚偽だったのか。はっきりさせてもらいたい。
私は代表質問で河村市長に、「愛知県との調整がついておらず、空見ふ頭での大規模展示場整備の可能性が見通せないなかで調査費を計上するというのは、予算計上の前提を欠いた独断的なやり方ではないのか」と質問しました。これにたいして河村市長は、「大村知事とは1年以上も事あるごとに空見のことでも話をしてきまして、この話も調査をやってちょうよ、ということだった」と答弁しました。
河村市長は大村県知事の発言にたいして「うそではない」と反論したそうです。しかし、私は納得できません。河村市長は私の先の質問にたいして最初は答弁しませんでした。私が答弁漏れを指摘して再度質問を繰り返したら、先の答弁だったのです。大村県知事が「調査はやってくれ」と言ったのなら、どうして第1回目の質問の際に確信をもって答弁しなかったのか。なぜ沈黙したのか。事前に質問通告していたのですから、意図的に答弁しなかったとしか思えません。いずれにしても、本会議の答弁としては、きわめて不誠実な答弁です。私も強く抗議したい。
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