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2017年3月21日 (火)

「園庭」の公園をなくさないで!――金山駅周辺再開発構想

市議会都市消防委員会の予算審議では、金山駅周辺の再開発検討調査について質問しました。この再開発の構想はまもなくまとめられますが、市民会館を隣にある古沢公園に移転改築する構想にたいして、古沢公園を保育園の園庭代わりに利用している保育園関係者などが、「公園をなくさないで」と署名運動などに取り組んでいます。

 

同委員会では日本共産党の青木ともこ議員が、「古沢公園を今のまま存続させることを考えるべきではないか」と質問。市住宅都市局は「市民会館の現地建て替えでは閉鎖期間ができるので、古沢公園を活用したい。代替の公園として市民会館の街区に公園を整備する」と答弁しました。これにたいして青木議員が、「古沢公園は保育園の夏祭りや運動会でも利用されている。市民会館の跡地に整備する公園は、夏祭りや運動会にも使える公園か。古沢公園と同等の広さの公園になるのか」とたたみかけましたが、当局は「現在は計画の構想段階なので、整備内容などは今後検討する」と明言を避けました。青木議員は、「公園の機能や広さは今後の検討ということでは、保育園関係のみなさんの不安は解消されない」と指摘しました。

 

私は市民会館の移転改築について質問しました。市民からは「金山駅から遠くて小さくしていいのか」という意見が出されています。市住宅都市局は、現在の市民会館と同規模の2つのホールをもつ建物が、縦に積めば古沢公園に収まるとの見方を表明しました。でもこれは、「詳細な検討にもとづくものではない」と当局も前置きしてのものです。だいたい市民会館の建て替えについては、市役所内でも合意はできていません。アセットマネジメントで市有建築物の長寿命化が叫ばれている時に、まだ耐用年数の十分ある市民会館を急いで建て替える必要があるとも思えません。

 

私は、「金山駅周辺開発にはさまざまな課題がある。まだ構想段階なので、市民の意見を聞きながら計画を具体化する余地があるのではないか」と質問。市住宅都市局は「計画を具体化するなかで課題が出ると思うが、それには違う視点での検討・対応はありうる。地域の方々と十分な話し合いをしながら進めていきたい」と答弁しました。リニア開業も視野に、「都市機能の集積」をめざして検討が始まった金山駅周辺再開発構想ですが、〝まちづくり〟には、そこで暮らす人びとや子育てなどの営みも考慮しなければなりません。こうした「違う視点」での検討・対応を期待します。

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