市議会で代表質問①――県・市が張り合って3つの国際展示場整備。過大投資では?
市議会本会議で代表質問に立ちました。来年度予算案に計上された空見ふ頭における大規模展示場整備に関する調査費については、自民・民進・共産が取り上げました。調査費計上にたいして、大村愛知県知事が、「空見は適地ではない。県と市が一致してやるのでなければ、整備はできない」と認めない意向を表明したと伝えられています。
大規模展示場の予定地は東邦ガスの所有地ですが、現在は工業港区に指定されているため、分区の変更をしなければ展示場を建設することができません。分区変更の権限は名古屋港管理組合にありますが、同組合には愛知県も関与しており、県の理解が得られなければ分区変更はできません。私は、「愛知県との調整がついておらず、空見ふ頭での大規模展示場整備の可能性が見通せないなかで調査費を計上するというのは、予算計上の前提を欠いた独断的なやり方ではないか」と質問。河村市長からは、大村知事と話し合ってきたというだけで、調整がついていないことへの言及はありませんでした。
いま名古屋市は、金城ふ頭にある国際展示場「ポートメッセなごや」の4万㎡への拡張移転を計画しており、概算事業費は330億円余り。加えてコンベンション施設の建設費などがかかります。愛知県は、中部国際空港の空港島で6万㎡の国際展示場建設に着手。建設費は340億円余、加えて用地取得費がかかります。このうえ市が空見ふ頭のに整備するという大規模展示場は5万㎡で、まだ概算額が示されていませんが、稲永ふ頭における調査と同様の単価で試算すると、500億円は下りません。あおなみ線に新駅を築造することになれば、さらに20億円から30億円かかります。この3つの国際展示場の整備に要する費用は、県・市あわせて1200億円を優に超えるでしょう。私は、「過大な需要を当て込んだ、過大な投資になるのではないか」と質しました。
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