「ヒバクシャ国際署名」の賛同明言しなかった河村市長――代表質問⑤
代表質問では、河村市長に「ヒバクシャ国際署名」への賛同を求めました。名古屋市も、指定都市では最後になりましたが、加盟した平和首長会議は、昨年11月に開いた第6回国内加盟都市会議総会で、「ヒバクシャ国際署名」に賛同・協力することを表明しました。愛知県内では16の自治体首長が「ヒバクシャ署名」に署名されています(2月12日現在)。
私は、「平和首長会議の加盟都市の市長として、核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことをすべての国に求めるという『ヒバクシャ国際署名』の趣旨に賛同されるのか」と質問。河村市長は「昨今のミサイル実験もあって、とんでもない話だ。たいへん許しがたい。唯一の被爆国として強く主張したい」と答弁し、署名についての明言を避けました。私は、「北朝鮮のミサイル発射については、日本共産党も強く非難し、抗議した。北朝鮮の核・ミサイル開発への対応という点からも、国連で始まる核兵器禁止条約に関する国際会議の成功が重要となっている」と述べたうえで、「河村市長には、リコール署名にばかり気を取られていないで、核兵器廃絶という人類的課題の帰趨を決める署名にこそ、賛意を表していただきたい」と求めておきました。
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