市営高坂荘 子育て世帯向けにリフォーム中
市営高坂荘で空き家4戸を対象に子育て世帯向けのリフォーム工事が行われています。現在は和式トイレで、風呂釜・桶も脱衣場もなく、給湯器もない。間取りは狭い台所と和室の3Kです。それがリフォーム後には、洋式トイレ、ユニットバス、3点給湯があり、間取りはLDKで洋室も。土間収納付きで玄関も広くなります。リフォーム工事は3月上旬に完了し、5月以降に子育て世帯の募集が行われる予定です。
高坂荘では高齢世帯が6割近くを占めており、子どもの数が減少しています。子育て世帯向けに募集をかけても、「間取りや設備が陳腐化している」(住宅都市局長)ため、応募戸数を下回る事態が続いていました。私は、2015年2月議会の本会議質問で、高坂荘など古い市営住宅について、「全面的なリフォームを実施し、子育て世帯の入居を促進すべきだ」と求めました。高坂学区連絡協議会も、「天白区を住みよくする会」を通じて、「公営住宅の空き部屋を若者向け間取りにリフォームし、高齢者世帯と若者世帯が共存共栄できるまちづくりを」と市に要望していました。
昨年度から高坂学区、天白区役所、住宅都市局などでつくる「高坂学区地域コミュニティ活性化プロジェクト」検討会議で協議が進められ、子育て世帯向けリフォームが高坂荘でモデル的に実施されることになりました。
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