避難所への簡易スロープ配備、子ども食堂助成など予算計上――来年度名古屋市予算の財政局案
本日、来年度の名古屋市予算の財政局案について議会に説明がありました。この中では、日本共産党の岡田ゆき子議員が市議会本会議質問で求めた「指定避難所である小中学校での段差解消のための簡易式スロープの配備」や「子ども食堂に対する助成」が予算計上されています。また、さはしあこ議員が本会議質問で提案した「環境学習センター(エコパルなごや)を活用した名古屋の公害の歴史を学び伝える取り組み」についても、予算計上された環境学習センターの大規模改修の中で実現する見込みです。
財政局案には「ごみ減量・分別ガイドの配付」が計上されていますが、これは、私も、名古屋市に転入された住民から「ごみ・資源の分別の仕方が今まで住んでいた市と異なっているので、分別について詳しく説明したパンフレットがほしい」という声を聞いて、市当局に要望していたものです。なお、藤井ひろき議員が本会議質問で取り上げた「客引き行為等への対策検討」、高橋ゆうすけ議員が求めた「学校司書の配置」などは、担当局に配分された財源で対応を検討することとされました。
一方で、昨年2月議会の代表質問で日本共産党も求めた「高等学校給付型奨学金」は、財政局案では予算計上が見送られました。西山あさみ議員が本会議質問で求めた「新堀川の悪臭対策(ヘドロの除去など)」も未計上になっています。来週、河村市長にたいして市議会各会派が予算要望を行う機会がありますので、市長査定で予算計上するよう強く求めたいと思います。
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