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2017年1月

2017年1月30日 (月)

図書館への指定管理者制度導入――住民説明会の周知を申し入れ

 Img_7706名古屋市は、志段味図書館に続いて、今年4月から緑、徳重、中村、富田の4図書館に指定管理者制度の導入を拡大します。この4館については、地域住民を対象とした説明会が2月に予定されていますが、人口が20万人を超える緑区や中川区でさえ、説明会の定員は20名程度にすぎません。 

 日本共産党市議団は本日、河村市長と杉崎教育長にたいして、①新たに指定管理者制度が導入される4館の説明会については、地域住民に広く周知するために、定員を限定せず、受け入れ体制をとること、②志段味図書館については、指定管理者制度試行導入の検証結果を住民に報告するなどの説明会を実施することを申し入れました。応対した鶴舞中央図書館の福井副館長は、定員にこだわらずに説明会の参加希望者を受け入れる、4館の館内に説明会開催を告知する掲示を貼り出すなど図書館利用者への周知を徹底すると答えました。 

図書館への指定管理者制度導入の説明会の日時・会場

◆中村図書館 2月16日(木)午前10時~11時、同図書館集会室

◆富田図書館 2月15日(水)午後4時~5時、同図書館集会室

◆緑図書館 2月11日(土)午前10時~11時 同図書館集会室

◆徳重図書館 2月10日(金)午後4時~5時 徳重地区会館集会室

2017年1月25日 (水)

市営高坂荘 子育て世帯向けにリフォーム中

Photo
 市営高坂荘で空き家4戸を対象に子育て世帯向けのリフォーム工事が行われています。現在は和式トイレで、風呂釜・桶も脱衣場もなく、給湯器もない。間取りは狭い台所と和室の3Kです。それがリフォーム後には、洋式トイレ、ユニットバス、3点給湯があり、間取りはLDKで洋室も。土間収納付きで玄関も広くなります。リフォーム工事は3月上旬に完了し、5月以降に子育て世帯の募集が行われる予定です。

 

 高坂荘では高齢世帯が6割近くを占めており、子どもの数が減少しています。子育て世帯向けに募集をかけても、間取りや設備が陳腐化している」(住宅都市局長)ため、応募戸数を下回る事態が続いていました。私は、2015年2月議会の本会議質問で、高坂荘など古い市営住宅について、「全面的なリフォームを実施し、子育て世帯の入居を促進すべきだ」と求めました。高坂学区連絡協議会も、「天白区を住みよくする会」を通じて、「公営住宅の空き部屋を若者向け間取りにリフォームし、高齢者世帯と若者世帯が共存共栄できるまちづくりを」と市に要望していました。

 

昨年度から高坂学区、天白区役所、住宅都市局などでつくる「高坂学区地域コミュニティ活性化プロジェクト」検討会議で協議が進められ、子育て世帯向けリフォームが高坂荘でモデル的に実施されることになりました。

2017年1月16日 (月)

予算編成の市長査定にあたって河村市長に要望

Img_7662来年度の予算編成の市長査定にあたって、河村市長にたいして重点要望を行いました。各局が予算要求したが、財政局査定では予算への未計上となっている事項のうち、「高等学校給付型奨学金」「新堀川における悪臭対策」「世界の相生山プロジェクト」などの予算計上を求めました。

 

高等学校給付型奨学金」は、市民税非課税世帯のうち学業優秀な生徒などにたいして奨学金を支給するというものです。河村市長は、「学業優秀」という条件に疑問を呈示。私は、「市長の思いは共有できるが、まずは制度を創設することが大切。そのうえで、学業成績に関わらず低所得世帯の生徒が受給できるよう対象を拡大していけばよい」と申し上げました。「新堀川における悪臭対策」について市長は、「(新堀川の悪臭は)大都市名古屋で恥ずかしい」と言及。「世界の相生山プロジェクト」は、弥富相生山線の廃止に向けた課題解決のための予算であり、市長は「やっていく」と述べました。

 →要望書の全文はコチラ

2017年1月14日 (土)

革新市政の会が岩城前副市長と意見交換へ

 昨夜開かれた名古屋・革新市政の会の団体・地域代表者会議では、前副市長の岩城正光氏が名古屋市長選挙に立候補表明したことを踏まえて、団体・地域が各分野の要求・テーマで岩城氏との意見交換を進めることが確認されました。 

 革新市政の会は、岩城氏が政策集(総論)で述べている内容について、小学校給食の無料化など革新市政の会がまとめた要求と共通するものがあり、河村市政のとらえ方や「現場主義と対話主義」を重視して政策を展開するという岩城氏の姿勢は一定評価できるとして、岩城氏との接触を図ってきました。同時に、現段階での岩城氏の政策は、同会の要求に照らして、さらに深める必要があるという考えです。そこで、今後、「国保・介護」「学校給食」「保育」などの要求を軸に、同会の構成団体が岩城氏と意見交換をすすめていきます。そのうえで、2月初めに発表される予定の岩城氏の政策にたいする評価について議論し、革新市政の会としての市長選挙の方向性など態度を明らかにします。 

 昨年の参議院選挙などで野党と市民の共闘が大きな流れになっています。革新市政の会の代表者会議では、幅広い共闘・共同を模索・追及することも視野に入れて、今後の議論と取り組みを進めることが確認されました。

2017年1月10日 (火)

避難所への簡易スロープ配備、子ども食堂助成など予算計上――来年度名古屋市予算の財政局案

本日、来年度の名古屋市予算の財政局案について議会に説明がありました。この中では、日本共産党の岡田ゆき子議員が市議会本会議質問で求めた「指定避難所である小中学校での段差解消のための簡易式スロープの配備」や「子ども食堂に対する助成」が予算計上されています。また、さはしあこ議員が本会議質問で提案した「環境学習センター(エコパルなごや)を活用した名古屋の公害の歴史を学び伝える取り組み」についても、予算計上された環境学習センターの大規模改修の中で実現する見込みです。

 

財政局案には「ごみ減量・分別ガイドの配付」が計上されていますが、これは、私も、名古屋市に転入された住民から「ごみ・資源の分別の仕方が今まで住んでいた市と異なっているので、分別について詳しく説明したパンフレットがほしい」という声を聞いて、市当局に要望していたものです。なお、藤井ひろき議員が本会議質問で取り上げた「客引き行為等への対策検討」、高橋ゆうすけ議員が求めた「学校司書の配置」などは、担当局に配分された財源で対応を検討することとされました。

 

一方で、昨年2月議会の代表質問で日本共産党も求めた「高等学校給付型奨学金」は、財政局案では予算計上が見送られました。西山あさみ議員が本会議質問で求めた「新堀川の悪臭対策(ヘドロの除去など)」も未計上になっています。来週、河村市長にたいして市議会各会派が予算要望を行う機会がありますので、市長査定で予算計上するよう強く求めたいと思います。

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