「まずは耐震補強」が52%――共産党市議団の市政アンケート②
本日、名古屋市会11月定例会が開会しました。河村市長は所信表明で、「『訪れたいマチ ナゴヤ』へと、大逆転のアピールをする必要がある」と述べ、「世界や日本の誰でも分かりやすいシンボルを持つことが最も大切だ」として、名古屋城天守閣の木造復元に意欲を示しました。今議会では、継続審査となっている「2022年完成」をめざす木造復元関連議案の審議が行われます。
河村市長が熱をあげているほど、名古屋市民は木造復元を急かしていません。私たち市議団の市政アンケートでは、名古屋城天守閣について、「まずは、耐震補強やコンクリート劣化に対する補強を行う」が52%と半数を超えています。「リニア開業の2027年を目標に木造化する」が20%、「その他」が21%です。書き込まれた意見をみると、木造復元自体には賛同する人でも、時間をかけてじっくり進めるという意見が少なくありません。市民の合意も熱意もない中で、現天守閣の解体・木造化を急ぐべきではありません。耐震性に不安があるというなら、まずは耐震補強を行い、木造復元についてはじっくり検討すべきです。木造復元議案は撤回すべきです。
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