平和公園の平和堂・千手観音のPR看板が設置
名古屋市の平和公園にある平和堂には、戦時中に南京から贈られた千手観音が保管されています。この千手観音は、お盆やお彼岸など年に十数日間、一般に公開されるだけで、名古屋市民でもその存在を知らない人が多くいます。このほど、平和堂と千手観音をPRする看板が、平和堂のすぐ近くにある石碑の隣に設置されました。また、名古屋市のホームページにある「平和公園(暮らしの情報)」に、新たに「平和堂」の項目が追加されました。
今年3月、私が当時委員長を務めていた市議会土木交通委員会で、日本共産党の藤井ひろき議員が、平和堂や千手観音の周知について、「PRが足りていない。全市的に周知する考えはないか。平和堂の周辺に、堂の中に千手観音像があることを紹介する写真パネルを掲示したらどうか」と質問。市当局は「市のホームページ
上で、平和堂の公開日をお知らせすることを考えたい。平和堂の前には千手観音像の由来が記載された石碑があるが、千手観音像が堂内に保管されていることや年4回の公開日などの案内表示がない状態。提案いただいた方法も含めて、わかりやすい表示に努めたい」と答弁していました。今回の看板設置などは、藤井議員の提案を踏まえたものだと思います。
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