都市計画道路整備プログラムの見直しへ名古屋市が方針
名古屋市は、未着手都市計画道路について、「都市計画道路整備プログラムの見直し方針」をとりまとめ、本日公表しました。2007年3月に策定された「都市計画道路整備プログラム」にもとづく進捗状況は、2007年度~2016年度の第1期に整備に着手するとした路線で、着手されたのは34%にとどまっています。
「見直し方針」では、これまでに整備着手していない幹線街路について、自動車交通の円滑化などの整備効果の評価、関連事業等との連携などの事業性の検証を行い、その結果を踏まえて、①今後10年以内に整備着手する「整備優先路線」、②今後10年以降に着手する「その他の整備路線」、③整備しない「計画廃止候補路線」に分類。パブリットコメントを実施したうえで、今年度中に「第2次整備プログラム」を策定するとしています。
「計画廃止候補路線」については、「早期に都市計画の変更を行うとともに、必要に応じて既存の道路空間の活用等も検討」するとされています。住民が計画廃止を求め、私も2012年11月議会で廃止を求めて質問した「八事天白渓線」と「山手植田線」については、市長が「できるだけ早期に結論を出す」と議会答弁しながら、「廃止」判断を先送りしてきたのですから、見直される「整備プログラム」では、当然、「計画廃止候補路線」に分類されるでしょう。
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