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2016年6月

2016年6月27日 (月)

天守閣木造復元のゴールを2026~27年に延期しても、拙速さには大差なし

 市議会経済水道委員会で自民党市議が、名古屋城天守閣の木造復元を認めたうえで、完成を市長提案の2020年から、2026年のアジア競技大会および2027年のリニア開業予定に延期するよう提案。本日の同委員会で河村市長は、「2026年アジア競技大会や2027年リニア開業を目途に完成時期を見直すことも名古屋市にとって大きな起爆剤になる。ただし、優先交渉権者の竹中工務店との法的な整備などに時間を要するので、決断するのに少し時間がほしい」と答弁。完成時期を延期する方向を示唆しました。 

 木造復元の完成時期を2026年あるいは27年まで延期したとしても、工期は10年足らずしかありません。2020年7月までに天守閣を復元するという竹中工務店の提案でも、後回しにした石垣工事まで完了する予定は2024年度ですから、石垣工事も含めると工期は8年になります。自民党の提案は、石垣工事から着手するというもので、手順は変わりますが、工期は最大3年伸びるだけ。すぐに現天守閣の取り壊しにかかり、木造化を拙速に進めるという点では、竹中工務店案と大差がないのではないでしょうか。 

市民アンケートでは、「2020年7月にとらわれずに木造復元を行う」と回答した人が4割と最多でしたが、この回答を選択した人のすべてが、現天守閣の耐震改修を否定したと捉えることはできません。まずは耐震改修を行い、将来、建て替えが必要になった時には、コンクリートでなく木造で復元すべきと考えて、この回答を選択した市民も少なくないと思います。 

 天守閣の耐震性に危険があるというのなら、まずは耐震改修を急いで行い、木造復元については数十年かけて市民的な議論を行えばよいのではないでしょうか。

毎朝、地下鉄駅頭でメガホン宣伝

 20160627_2平日は毎朝、地下鉄駅頭でメガホン宣伝をやっています。月曜日塩釜口駅、火曜日植田駅、水曜日原駅、木曜日平針駅、金曜日八事駅。午前7時30分からです。今朝は塩釜口駅。近くの党支部・後援会の人たちと一緒に、「安倍政権の暴走ストップ!市民とともに野党共闘、日本共産党」などとコールしました。車窓から、「○○さん、がんばって」と、顔見知りの後援会員を激励していく人も。日本共産党とすやま初美の躍進・勝利へ、みんな元気です。 

 昨日は、すやま初美候補と区内のスーパー前で街頭演説を行いました。すやまさんが演説を始めると、立ち止まって聞き入る買い物客。「政治は、居眠りしている政治家やカネの力で動かすことができると思っている権力者のものではない。派遣労働や保育園に落ちて苦しむ一人ひとりの市民のもの。市民の手に政治を取り戻したい」――すやまさんの訴えに、涙する人もいました。

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2016年6月23日 (木)

すやま初美候補が天白区で演説します

すやま初美候補が天白区内で演説する当面の予定を紹介します。お出かけください。 

●6月26日(日)午前10時15分~ 高坂コノミヤ店前

●6月26日(日)午前10時45分~ ピアゴ平針店前 

●すやま初美個人演説会――7月7日(木)午後6時30分~ 植田南小学校講堂 

 共産党中央幹部が来名する街頭演説会の予定を紹介します。お出かけください。

●志位和夫委員長来る!街頭演説会――6月26日(日)午後2時~ 栄・オアシス21

●小池晃書記局長来る!街頭演説会――6月29日(水)午後5時~ 金山総合駅南口

2016年6月22日 (水)

愛知で勝つ!すやま初美&比例出発式に小池晃書記局長

Photo_3 参議院選挙が公示されました。公営掲示板のポスターを党支部の人たちと張り出す段取りをとった後、栄・噴水前で開かれた出発式にかけつけました。出発式では、「勝つために愛知に来た」と小池晃書記局長が訴えました。愛知選挙区ではすやま初美候補の必勝、比例代表では愛知で43万票以上を獲得して、たけだ良介候補を国会に送り出し、全国で9議席をめざします。

 

 自民党陣営もすぐ近くで出陣式をやっていました。市役所に登庁したら、出会った自民党の市議が、「書記局長が来ていたの。取りに行く構えだね」。市議会の常任委員会を終えて事務所に戻り、電話で支持をお願いしていたら、「1人区で共産党が候補者を降ろしたのは歴史的な決断だ。共産党には大いに躍進してほしい」など期待の声をいただきました。「比例の1票は日本共産党へ」――この大波を起こし、愛知ではすやま初美の初議席を取りに行きます。

2016年6月21日 (火)

避難所への簡易スロープの配備――防災危機管理局長「早急に対応する」

本日の市議会本会議では、日本共産党の岡田ゆき子議員が、災害時の要援護者の安全確保などについて質問しました。この中で、横田防災危機管理局長は、バリアフリーになっていない避難所について、「避難所の状況を調査し、簡易スロープなど必要な機材の配備について、防災危機管理局の統括のもと、健康福祉局が中心となり、施設所管局などにおいて早急に対応していく」と答弁しました。 

熊本地震でも、普段は車いすで生活が自立していても、段差があるため避難所に入れない、あるいは避難所へ行くこともあきらめる人も少なくありませんでした。名古屋市の「地域防災計画」では、バリアフリー化されていない避難所については、発災後、簡易式車いす用トイレを設置するとともに、簡易スロープを設置し、段差の解消を図ることになっています。岡田ゆき子議員は、「簡易スロープの設置でバリアフリー化を図ることが『地域防災計画』に記載されたのは1997年。それから20年近く経って、いまだに設置されていない避難所が多い。だれが設置するのか」と質問しました。 

私の地元の避難所である相生小学校では、講堂の入口の段差を解消するために、学区の防災安全まちづくり委員が簡易スロープを手作りしています。地域の共助に頼るだけではいけません。今後は防災危機管理局が責任をもって避難所のバリアフリー化を促進することになると思います。

2016年6月17日 (金)

すり替え答弁の河村市長――天守閣木造復元についての本会議論戦

 本日の名古屋市議会本会議では、名古屋城天守閣の木造復元について議論が交わされました。市民2万人アンケートでは、「2020年7月までに優秀提案(竹中工務店の提案)による木造復元を行う」と回答した人は21.5%。日本共産党の江上博之議員が、「2020年7月までに木造復元」という「市長提案が市民から明確に否定された事実を認めないのか」と追及しました。 

 これにたいして河村市長は、「(市民アンケートで)竹中工務店の提案を『理解できた』と回答した人に着目すると、『2020年7月までに』と回答した人がすごく高い」と答弁しました。しかし、竹中工務店の提案を「理解できた」と回答した人でも、「2020年7月までに木造復元を行う」と回答した人は32%にすぎず、「2020年7月にとらわれずに木造復元を行う」と回答した人が42.7%と上回っています。理解できた人にも、「2020年7月まで」という市長の方針は支持されなかったのです。この事実を認識できず、2020年7月までの木造復元を進める「補正予算案は民意を踏まえた提案」だと開き直る河村市長。江上議員は、「他人には民意を求め、自らは民意を無視するのか」と批判しました。 

 河村市長は、「天守閣のIS値が0.14と驚くべく低い」とにわかに言い出しています。しかし、この数値は、5年以上前に河村市長のもとで実施された耐震診断で示されています。江上議員が、「『IS値0.14』が判明しても、木造復元を唱えて、耐震対策を5年以上も行ってこなかったのは、ほかならぬ市長自身ではないか」と迫ると、自民党席などから「そうだ!」の大きな声。5年以上前の耐震診断書は「見たことは見たと思うが、数字は記憶していなかった」と答弁した河村市長。耐震診断書をしっかり見ていなかったことを反省するどころか、「危険だから、木造化を急げ」というのは余りに身勝手です。 

 「税金は使わない。入場料収入で賄う」という河村市長。計画入場者数は、完成年度の2020年度は、現在の2倍の331万人、2021年度446万人、2022年度401万人、2023年度から2069年度までの47年間は360万人が継続というものです。江上議員は、「計画入場者数に達せず、税金投入となったら責任を取るのか」と追及しました。河村市長の答弁は、「熱田神宮が670万人。初詣を引くと400万人」と、相も変わらず、熱田神宮を引き合いに出すことしかできませんでした。

2016年6月16日 (木)

都市計画道路整備プログラムの見直しへ名古屋市が方針

名古屋市は、未着手都市計画道路について、「都市計画道路整備プログラムの見直し方針」をとりまとめ、本日公表しました。2007年3月に策定された「都市計画道路整備プログラム」にもとづく進捗状況は、2007年度~2016年度の第1期に整備に着手するとした路線で、着手されたのは34%にとどまっています。 

「見直し方針」では、これまでに整備着手していない幹線街路について、自動車交通の円滑化などの整備効果の評価、関連事業等との連携などの事業性の検証を行い、その結果を踏まえて、①今後10年以内に整備着手する「整備優先路線」、②今後10年以降に着手する「その他の整備路線」、③整備しない「計画廃止候補路線」に分類。パブリットコメントを実施したうえで、今年度中に「第2次整備プログラム」を策定するとしています。 

「計画廃止候補路線」については、「早期に都市計画の変更を行うとともに、必要に応じて既存の道路空間の活用等も検討」するとされています。住民が計画廃止を求め、私も2012年11月議会で廃止を求めて質問した「八事天白渓線」と「山手植田線」については、市長が「できるだけ早期に結論を出す」と議会答弁しながら、「廃止」判断を先送りしてきたのですから、見直される「整備プログラム」では、当然、「計画廃止候補路線」に分類されるでしょう。

2016年6月14日 (火)

河村市長の天守閣木造復元表明――命を懸ける方向が間違っている

Img_0681本日開会した6月議会に河村たかし市長は、名古屋城天守閣の木造復元のための基本設計費など約10億円を盛り込んだ特別会計補正予算案を提出しました。いまの天守閣は年内に閉鎖し、来年度に解体、2020年7月の東京オリンピックまでに完成させるという無謀なスケジュールで木造復元を進める補正予算です。 

本会議の所信表明で河村市長は、天守閣の耐震性能が著しく低いことをことさら強調し、早急に耐震性能を確保するためには、2020年7月までの木造復元が「最速かつ最善な方策だ」と強弁しました。しかし、耐震性能が低いことを承知しながら対策をサボタージュしてきたのは河村市長ではありませんか。市長が所信表明で紹介した「IS値0.14」という数値は、2010年度に河村市長のもとで実施された耐震診断で明らかになりました。この耐震結果を受けて、名古屋市が策定した『特別史跡名古屋城跡全体整備計画』では、「天守の耐震改修整備などを行う」という方針が示されたにもかかわらず、河村市長が「木造復元だ」と言い出したために、耐震改修に踏み出せずにきたのです。名古屋城を「未だ耐震化の方針が立っていない施設の最たるもの」(河村市長)にしてきた張本人は、河村市長ではありませんか。 

河村市長は、市民アンケートでは、「約60%を超える皆さんが木造復元を望まれる結果となった」といいます。これは我田引水です。アンケート結果では、「2020年7月までに木造復元を行う」という回答は、21%にすぎませんでした。アンケートで約4割と一番多かった「2020年7月にとらわれず木造復元を行う」と回答した市民が、現天守閣の耐震改修を否定したとみることはできません。まずは耐震改修を行い、将来、建て替えが必要になった時には木造で復元すべきと考えて、この回答を選択した市民も少なくないでしょう。「東京オリンピックまでに」という市長の方針が否定されたことを素直に受け入れるべきです。 

所信表明の最後に河村市長は、名古屋城天守閣の木造復元に「命懸け・不退転の決意」で臨むと言い張りました。命を懸けるのは、民意を無視した暴走ではありません。市民の福祉・暮らしを守ることにこそ命を懸けるべきです。「東京オリンピックまでの木造復元」という暴走を止めるために、私たちは「不退転の決意」で臨みます。


 写真は、本日、市役所前で、「現天守閣を壊すな!」とスタンディングする市民の方たち。

2016年6月 8日 (水)

2026年アジア競技大会の愛知・名古屋誘致について

 愛知県と名古屋市は5月13日、2026年開催予定の第20回アジア競技大会の開催都市に立候補する意思表明書を日本オリンピック委員会(JOC)に提出し、5月30日にアジア競技大会開催構想を発表しました。明日開かれる市議会経済水道委員会で、この件についての所管事務調査が行われます。

 

 愛知県議会の5月臨時会で、アジア競技大会の誘致に向けた開催構想の策定費などの補正予算が採択されました。日本共産党県議団は、「アジア競技大会そのものについては、スポーツを通じてアジアを含めた国際平和と友好を促進し、スポーツの振興やアスリートたちの願いに寄り添うという点では賛成するもの」だが、「2026年の誘致には賛同できない」という立場を表明しています。 

 「2026年の誘致」に賛同できない理由として、①アジア競技大会よりも、県民の安全・安心を確保するための防災・福祉のまちづくりに全力をつくすべき、②愛知県の豊かな財政力は、県民の福祉や教育に使うべき、③「アジア競技大会の意義」については、スポーツを通じてアジアを含めた国際平和と友好を促進するという見地に立って、県民参加で再検討を行うべき、という3点を反対討論で指摘しています。 

 「アジア競技大会の意義」については、立候補意思表明書の資料では、愛知・名古屋を「東京に対抗する日本のセンターとしてブランドを確立」、「日本全体の成長に貢献」、「リニアを世界に発信」などの言葉が並び、アジア競技大会を契機に愛知・名古屋の国際競争力を高めることが主眼とされています。これは本末転倒です。 

 メイン会場として構想されている瑞穂陸上競技場については、現在の定員2万7千人から4万人規模に改築するための調査費が、今年度の名古屋市予算に計上されています。予算審査の際は「国際大会」も勘案するとされていましたが、アジア大会が想定されていたのか!? 改築には「400億円必要」(河村市長)とも言われています。また、瑞穂公園体育館の建設にむけた基本設計費も今年度予算で付きましたが、ここはセパタクローという球技の会場として構想されています。こうした施設整備費や大会運営費など全体の財政負担と名古屋市の負担分について、早急に試算させて、市民的な議論に付すことが求められています。

2016年6月 1日 (水)

「東京オリンピックまでの天守閣木造復元」 民意は否定!

 Photo名古屋城天守閣の整備に関する市民2万人アンケートの結果が公表されました。この中で、「2020年7月までに木造復元を行う」との回答は21.5%にすぎず、「2020年7月にとらわれず木造復元を行う」40.6%、「現天守閣の耐震改修工事を行う」26.3%が上回りました。河村市長がこだわる東京オリンピックまでの木造復元は、市民に否定されたことが、アンケート結果ではっきりしました。

 アンケートの回答率は36.5%にとどまりました。無作為抽出で選んだ市民に、アンケート用紙と一緒に詳しい解説資料や天守閣映像のDVDまで郵送するという、ご丁寧なアンケートにもかかわらず、低い回答率となったのは、天守閣整備にたいする市民の関心が、そもそも低いことを示しています。

 「東京オリンピックまでに」という時期が否定されたにもかかわらず、6月議会に「東京オリンピックまで」の木造復元推進の補正予算を提出するようなことがあれば、それは市民の民意に背くものです。まずは現天守閣の耐震改修を急いで行い、木造復元については時期にとらわれず、将来の課題として検討していけばよいのです。

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