保育所等を利用できていない児童は585人
今年4月1日現在の名古屋市の保育所等利用状況が公表されました。「国の定義にもとづく除外児童数を除いた」待機児童数は3年連続でゼロです。しかし、保育所等(認定こども園、地域型保育事業を含む)を利用できていない児童は、昨年より39人増加し、585人となりました。このうち、特定の保育所等の利用を希望して待機している児童が584人。こうした児童が「国の定義」では待機児童数にカウントされません。
保育所等の利用の中には、定員20人未満の0~2歳児のみを預かる地域型保育などを利用している児童も含まれていますので、認可保育所に入れなかった児童は、585人を大きく上回っていると思います。保育所等を利用できていない児童数が一番多い区は緑区(68人)。次いで、天白区(64人)、千種区(59人)、中川区・名東区(53人)となっています。
« 副市長の人事をめぐる河村市長の度量のなさ | トップページ | 名古屋城本丸御殿「対面所・下御膳所」の公開記念式典 »
「教育・子育て」カテゴリの記事
- 天保連、学童区連協が区役所と懇談(2022.12.19)
- 子どもたちにもう一人の保育士を!――請願の紹介議員に(2022.11.09)
- 「義務教育は無償」の憲法ふまえて学校給食費の無償化を(2022.06.27)
- 学校・保育所の給食費の食材費高騰分を名古屋市が財政支援(2022.06.10)
- 元「減税日本」県議・元副市長の教育長任命は、教育委員会の政治的中立性と独立性を損なう(2022.03.04)
« 副市長の人事をめぐる河村市長の度量のなさ | トップページ | 名古屋城本丸御殿「対面所・下御膳所」の公開記念式典 »
コメント