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2016年3月 4日 (金)

相生山の道路廃止の都市計画変更を早期に――代表質問③

代表質問では、相生山の道路(弥富相生山線)の道路事業廃止に向けた手続きについても質問しました。一昨年12月、河村市長が、建設中の道路の廃止を決断して以降、市長をトップとする「世界の『AIOIYAMA』プロジェクト検討会議」が設置され、検討が進められています。私は、「弥富相生山線を廃止し、公園化する都市計画変更をいつまでに行うのか。来年4月までの市長の任期中に都市計画変更の決着をつけてほしい」と求めました。 

都市計画変更に向かう手続きでは、相生山緑地の公園整備の基本計画を立案し、それも都市計画変更案に取り込むとされています。これは、河村市長が道路事業廃止と合わせて、「世界の『AIOIYAMA』と呼ばれる名古屋の新名所に」、「ユニバーサルデザイン都市公園に」、「緊急車両の通行のために園路を設ける」などと表明したことを踏まえてのものです。しかし、市長の提案を一つ一つ検討したうえで緑地整備の基本計画を策定しようとすれば、都市計画変更までに相当な期間を要します。 

私は、「まずは弥富相生山線を廃止し、道路部分を公園にする都市計画変更を行う。その上で、市民の意見を聞きながら、緑地整備の基本計画を策定する、という手順で進めてはどうか」と提案しました。これにたいして市長は、「都市計画変更した後の姿が見えていないとできない、と役所は言っている。どういう公園にするか、もうちょっと姿を見せることが必要。なるべく早くやりたい」と答弁。私は、「具体的な計画までいかなくても、公園整備のある程度の方向性さえ出れば都市計画変更するという手続きでやらないと、市長の廃止決断が都市計画変更という形で実らない」と指摘しておきました。 

市長は、「役所が言っている」と言いましたが、市長が公園整備のさまざまなアイデアを提案したから、役所(市当局)はまじめに検討していると思います。市長のアイデアは、都市計画変更してから、市民の意見を聞きながら、時間をかけて検討すればよいのではないでしょうか。

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