奨学金返還支援制度と給付型奨学金の創設を要求――代表質問①
本日の市議会本会議で代表質問に立ちました。この中で、とくに河村市長に実施を求めたのは、奨学金返還支援制度と高校生を対象にした給付型奨学金の創設です。この2つの奨学金に関する事業は、予算編成過程で当局が予算要求しましたが、予算に計上されませんでした。
私は、予算編成が市長査定の段階にあった1月29日、奨学金を返し続けている青年などが河村市長と面会し、奨学金返還支援制度の創設などを要望したときに出された切実な声を紹介し、「市長は、奨学金の返還に苦しむ若者たちの切実な思いを受け止めたのではないのですか。どうしてこの2つの奨学金に係る事業を予算計上されなかったのですか。若者が貧困から抜け出すために、ぜひとも実施していただきたい」と迫りました。
高校生を対象にした給付型奨学金は、名古屋市以外の旧五大都市ではすでに支給されています。一方、奨学金返還支援制度は、名古屋市が実施すれば、政令指定都市では初めてになります。市長は「奨学金はええことだ。ほんとにやりたい。言っているだけではいけませんので、真剣に考えて、ほかの都市も大至急調べて、働く子どもを大いに応援したいと思います」と答弁しました。何としても実現させたいと思います。
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