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2016年3月17日 (木)

天守閣「2万人アンケート」は誘導尋問??

 名古屋城天守閣整備の2万人アンケートの素案が、市議会経済水道委員会で明らかになりました。当初、市当局が示した素案では、「天守閣の整備について、今後どのようにしたら良いと思いますか」という設問にたいして、選択肢は「①優秀提案による木造復元を行う」「②現天守閣の耐震改修工事を行う」の二択(「その他」もあるが)でした。これについて同委員会では大論議になり、当局が河村市長と調整して、三度目に出し直したのが次の設問内容です。

 

 「現天守閣は、再建から半世紀以上が経過し、コンクリートの劣化や耐震性能が現行基準に合わないなど様々な課題が顕在化しており、現行天守閣を耐震改修した場合でもコンクリートが概ね40年の寿命という調査結果がでています。この度2020年7月までに天守閣を木造復元する提案を募集し、○○社の優秀提案(事業費○○億円、2020年7月天守閣竣工)が選定されたところです。市民の皆様の理解を得ながら進めてまいりたいと考えております。天守閣の整備について、今後どのようにしたら良いと思いますか。(1つに○)

①2020年7月までに優秀提案による木造復元を行う ②2020年7月にとらわれず木造復元を行う ③現天守閣の耐震改修工事を行う ④その他」

 

 「2020年7月にとらわれず」という選択肢が加わったことは評価できますが、設問のこの長文は何なの?設問を読んで、「耐震改修工事」に丸を付ける人がどれだけいるのか。木造復元、しかも2020年7月までの復元に誘導したいという意図が見え見えの設問ではないか。

 

 アンケートの対象者は、無作為抽出で選ぶそうですが、対象者には分厚い説明資料や天守閣映像DVDなども一緒に郵送し、4月19日~24日に5会場でのべ1万人を予定している報告会の案内も送るそうです。アンケート対象者をこの報告会に呼び寄せて、天守閣タウンミーティングのときのような河村市長の「まちがった」情報を聞かされたらたまりません。「木造復元に税金は使わない」などは「まちがった」情報だったことが、経済水道委員会で明らかになりました。「正確な情報提供に基づいて天守閣整備に対する意向を市民に判断いただく必要がある」――自民・民主・公明の委員からも意見が噴出しました。

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