高坂荘で子育て世帯向けリフォームが実施されます
新年度予算で、市営高坂荘において子育て世帯向けの住宅リフォーム事業がモデル的に実施されます。空き家4戸を対象に、間取りの変更や風呂スペースの拡大・ユニットバス化、和式便器の洋式便器への取り替えなどを行います。昨日の市議会都市消防委員会で日本共産党の青木ともこ議員が、「現在の3Kなどの間取りをLDKに、床はフローリングにするのか。現在は脱衣場のない浴室に脱衣場を設けるのか」と質問。当局は、こうした改修を進める意向を表明しました。7月から改修工事に入り、来年2月の一般募集で入居者を募集する予定です。
高坂荘では高齢世帯が58%を占めています。「天白区を住みよくする会」が2014年に、「公営住宅の空き部屋を若者向け間取りにリフォームし、高齢者世帯と若者世帯が共存共栄できるまちづくりを」と市に要望。私は、2015年2月議会の本会議質問で、高坂荘など古い市営住宅において、「全面的なリフォームを実施し、子育て世帯の入居を促進すべきだ」と求めました。これにたいして住宅都市局長は、高坂学区連絡協議会や天白区役所などが準備を進めていた「高坂学区地域コミュニティ活性化プロジェクト」について、「住宅都市局も、子育て世帯の入居促進のひとつのモデルケースとして、今後は、天白区と連携して取り組んでいく」と答弁しました。今年度、 同プロジェクト検討会議で協議が進められ、高坂荘でのモデル実施となりました。
« 世界の「AIOIYAMA」プロジェクトの手順について質疑 | トップページ | 天守閣「2万人アンケート」は誘導尋問?? »
「住宅・まちづくり・交通」カテゴリの記事
- 相生山の道路「繋いではいかん」と河村市長――「健康と環境を守れ!いっせい行動」で(2023.08.05)
- どうする「相生山の道路」――今秋、市が「折衷案」公表(2023.07.14)
- 中部国際空港第2滑走路整備で市当局「需要見通しは立っていない」(2022.10.12)
- 天白渓の道路計画廃止と公園計画見直し――都市計画審議会で採択(2022.07.23)
- 中部国際空港の2本目滑走路整備は急ぐ必要ない(2022.03.22)
« 世界の「AIOIYAMA」プロジェクトの手順について質疑 | トップページ | 天守閣「2万人アンケート」は誘導尋問?? »
コメント