相生小「6年1組学級歌」――いじめシンポのあいさつで紹介
日本共産党名古屋市議団で「『いじめ』のない学校と社会をめざして」のシンポジウムを開きました。「尾木ママ」こと尾木直樹先生のユーモアを交えた講演は、ぐいぐい引き込まれ、「いじめ」という深刻な問題の解決に大きな光明がさすお話だったと思います。岩城副市長をはじめパネラーの方のお話やフロアーからの発言も、示唆に富んでいました。このシンポの内容は、なんらかの形で、参加されなかったみなさんにもお伝えしたいと思います。
このシンポの主催者あいさつで私は、相生小学校の6年生がつくった「6年1組学級歌」を紹介しました。先日の相生小の卒業式で、卒業生が歌うのを聞いて、目に涙が浮かぶほど感激したからです。紹介したのは次の一節です。
「友達100人つくろうと ワクワクドキドキ入学式 1年生は1、2、3 たった23人 忘れないよ 君の言葉『友達になろう』 絶交 けんか 殴り合い 口をきかないこともあったさ 『ごめんね』君の言葉 うれしかったよ けんかがあっても 何があっても 問答無用の一クラス でも君がいてよかったよ」
私は、「歌詞は、6年生みんなで話し合ってつくったそうです。こういうクラスだったら、『いじめ』を止めることができるのではないかと思いました」と述べました。尾木先生は講演の中で、この私のあいさつに触れてくださいました。子どもたちが「いじめ」を止める人間関係をつくることを、学校で、地域で、支えることも大切なことだと思います。