指定管理者の交代で「通年教室」がなくなる――天白スポーツセンター
天白スポーツセンターの指定管理者が4月から、民間会社から別の民間会社に代わります。そのため、現在の指定管理者が休館日などに自主的に開いてきた「通年教室」が終了することになり、参加していた市民から継続を望む声があがっています。私の事務所にも、子育て中の女性から次のようなハガキが届きました。
「子どもが幼児・小学生水泳という通年教室でお世話になっておりますが、今年度いっぱいで指定管理の契約が切れるとのことで、一方的にお知らせ一枚で教室の中止、自動退会を伝えられました。とても人気のある講座で、一年もキャンセル待ちをして、やっと受講しているのに納得いきません。もともと市の事業であったものを指定管理にすると、事業の継続もできず、こうなってしまうのだろうと不安を感じています」
「現在は人件費を削るため、スポーツセンター以外の施設でも指定管理が導入されていると聞きます。とくに教育に関しては、そのような制度はなじまないと強く感じます」
市教育委員会に問い合わせたところ、現在の指定管理者は、市から依頼された講座の他に、32コマの通年教室を自主事業として実施しています。中でも「幼児・小学生水泳」は2コマありますが、いずれもキャンセル待ちが出るほど人気のある講座だそうです。市教委の担当者は、「次の指定管理者にこのことを伝えて、同様の講座の開設をお願いしたい」と言っていましたが、あくまでも自主事業なので、どのような講座を開くかは、指定管理者に委ねられます。事業が継続しないのは、4年で代わる指定管理制度の弊害です。
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コメント
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指定管理制度の弊害は、おっしゃる通りだと思います。
しかし一方、競争原理が一切働かない分野では、信じられないような恣意的な制度運用がなされており、多くの市民が苦しんでいます。
教育など、競争原理を導入しない方がよい分野もありますが、少なくとも、情報開示だけはきちんとしていただかないと、必ず、組織は腐ります。
今まで、それを嫌というほど見てきました。本日現在も、そうです。
競争原理を導入する。
それができない事情がある分野ならば、徹底的な情報開示をさせ、それぞれの分野の専門家や関係している市民が公開の場で討論できるようにする。
そういう取り組みが必要ではないでしょうか。
投稿: 芳田善満 | 2016年3月 5日 (土) 20時04分