年末年始のホームレス援護対策について申し入れ
本日、日本共産党名古屋市議団は、年末年始のホームレスなどへの援護対策について申し入れを行いました。名古屋市は毎年、年末の臨時相談所の開設、12月29日から1月4日まで旧船見寮での無料宿泊所の開設などの援護対策を実施。この年末年始も行います。
申し入れでは、「24時間営業の店舗などで夜を過ごす若者などにたいしても年末年始援護対策についての周知を徹底すること」を要望。応対した纐纈健康福祉局長は、「昨年度は中村区と中区のネットカフェ18店にチラシを配布した。今年度も実施する」と答えました。また、「無料宿泊所の入所者にたいして結核健診などに加え、歯科検診を行うこと。障害の有無や心の健康状態、介護の必要性などについても把握し、必要な支援につなげること」を要望。同局長は、「旧船見寮で保健師が歯の健康についても指導することから始めたい」と答えました。
この他、「無料宿泊所の食事については、栄養バランスがよいものを温かい状態で提供すること」、「無料低額宿泊所などの利用が増えていることを踏まえて、生活困窮者を広く対象とする結核健診を行うこと。あわせて医療や介護、障害など生活保護に限らず自立支援につながる制度利用について、この時期に集中的に相談できる体制をとること」も要請しました。
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