市営高坂荘で若年世帯向けに住宅リフォーム――住宅都市局が来年度予算要求
名古屋市住宅都市局は、各局に配分された財源の範囲内で行う新規事業として、「高坂荘地域コミュニティ形成モデル事業」を予算要求しています。この事業は、市営住宅におけるコミュニティの活性化を図るため、まずは高坂荘で、団地の一部住戸を若年世帯向けに改修する事業です。本日、市が公開した「平成28年度予算要求内容の公開」の中に盛り込まれています。
私は、今年の2月議会の本会議質問で、間取りや設備などが若い世帯のニーズに合わなくなっている高坂荘など古い市営住宅について、「全面的なリフォームを実施し、子育て世帯の入居を促進すべきだ」と求めました。今年度、高坂荘については、地元学区と天白区役所、市住宅都市局が連携して「高坂学区地域コミュニティ活性化プロジェクト」が取り組まれています。
こうした取り組みを踏まえて、来年度は4~5戸程度を対象にトイレの洋式化や浴室のユニットバス化、キッチンの改修などをモデル的に実施する考えです。老朽化した市営住宅のリフォームに、ようやく一歩を踏み出す取り組みであり、来年度予算に計上されることを期待しています。
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