市営高坂荘で若年世帯向けに住宅リフォーム――住宅都市局が来年度予算要求
名古屋市住宅都市局は、各局に配分された財源の範囲内で行う新規事業として、「高坂荘地域コミュニティ形成モデル事業」を予算要求しています。この事業は、市営住宅におけるコミュニティの活性化を図るため、まずは高坂荘で、団地の一部住戸を若年世帯向けに改修する事業です。本日、市が公開した「平成28年度予算要求内容の公開」の中に盛り込まれています。
私は、今年の2月議会の本会議質問で、間取りや設備などが若い世帯のニーズに合わなくなっている高坂荘など古い市営住宅について、「全面的なリフォームを実施し、子育て世帯の入居を促進すべきだ」と求めました。今年度、高坂荘については、地元学区と天白区役所、市住宅都市局が連携して「高坂学区地域コミュニティ活性化プロジェクト」が取り組まれています。
こうした取り組みを踏まえて、来年度は4~5戸程度を対象にトイレの洋式化や浴室のユニットバス化、キッチンの改修などをモデル的に実施する考えです。老朽化した市営住宅のリフォームに、ようやく一歩を踏み出す取り組みであり、来年度予算に計上されることを期待しています。
« 射撃訓練も行う陸上自衛隊の「高等」学校――中学生への案内チラシの配布はやめよ | トップページ | 若者への奨学金返還支援制度の創設――市民経済局が来年度予算要求 »
「住宅・まちづくり・交通」カテゴリの記事
- 弥富相生山線の折衷案は道路計画廃止を棚上げ(2024.09.20)
- 相生山の道路―河村市長、「廃止」棚上げか(2024.08.06)
- 市営住宅の駐車場料金の値上げ撤回を――共産党市議団が市に要請(2023.11.14)
- 相生山の道路「繋いではいかん」と河村市長――「健康と環境を守れ!いっせい行動」で(2023.08.05)
- どうする「相生山の道路」――今秋、市が「折衷案」公表(2023.07.14)
« 射撃訓練も行う陸上自衛隊の「高等」学校――中学生への案内チラシの配布はやめよ | トップページ | 若者への奨学金返還支援制度の創設――市民経済局が来年度予算要求 »
コメント