「『リニア新幹線問題』を考えるつどい」で考えさせられました
日本共産党中央委員会主催の「『リニア新幹線問題』を考えるつどい」が名古屋市内で開かれました。東京から大阪まで、リニア沿線で運動されている住民など380人の参加で、立ち見が出るほど盛況でした。
「リニア建設の目的は何か」という会場からの質問に、パネラーの橋山先生は、「『リニアの実用化』という手段が目的化している」とズバリ。時速500キロという速さだけを追い求めるリニア建設が、自然環境の破壊や残土の処理などの問題を引き起こそうとしている。これにたいして、沿線住民の声を吸い上げて、JR東海や行政にぶつける各地の運動が交流されました。
「村の要望に答えを出さないままでは、JR東海に一粒の土(残土)も運び出させない」とある村の副村長が、共産党の国会議員調査団に語っていたそうです。自治体によってはリニア建設がもたらすデメリットにもしっかり目を向けて、住民と一緒にJR東海に向かっているところもあります。しかし、名古屋市は、用地買収も市の外郭団体(まちづくり公社)がJR東海の下請けになって行うというように、リニア名古屋駅とその周辺開発に血道をあげています。市民の不安や疑問の声を届ける仕事を、私たちがしっかりと果たしていかなければなりません。
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