長期未整備公園緑地「東山公園」計画の説明会が大坪で開催
本日、長期未整備公園緑地となっている東山公園の南部地区に関する説明会が大坪コミュニティセンターで開かれ、私も同席しました。開催したのは、大坪学区の天白渓地域の3町内会でつくる八事天白渓線対策会議と長期未整備公園緑地対策委員会です。
東山公園の南部に位置する天白区大坪学区の都市計画区域内には、まとまりのある樹林地の中に、約180世帯の人家があります。ところが、公園緑地として事業認可されれば、立ち退きを余儀なくされます。対策委員会が今年春に実施されたアンケートでは、74.8%の人が計画の見直しを求めています。「都市計画区域内のため、建築に際して制約・制限があった」、「立ち退きたくない」という回答も少なくありません。
説明会では、「山手植田線以南は都市計画から削除してもよいではないか」という「会」からの質問にたいして、市の担当者は「都市計画からはずすと、樹林地の開発が進む恐れがある」と回答しました。これにたいして住民から、「今ある住宅を残しつつ、開発が進まない方策を考えてほしい」という意見が出され、市の担当者は「ご意見を参考にする」と答えていました。「市は樹林地の保全をいうが、東山公園内にはテニス場や幹線道路もつくっている。樹林地を保全しながら住居も守れるのではないのか」――「会」の役員からも意見が出されました。こうした住民の思いに応えられるよう、私も探求したいと思いました。
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