相生山の道路に頼らない通過車両対策を「鋭意検討する」と名古屋市
今日の市議会本会議で、相生山の道路(弥富相生山線)の「廃止」について質問しました。河村市長が廃止表明をしてから2か月。廃止に向けたとりくみ状況を質したのですが、「関係局が多岐にわたるので、課題抽出から早急に着手し、その対応方法について鋭意検討する」(市緑政土木局長)という段階です。
課題の一つが、近隣住宅地への通過車両の入り込み対策です。「車の入り込みで困っているから」というのが、道路建設を望んでいる住民の一番の理由です。名古屋市は何度も通過車両の調査を実施しており、私も、住民の協力を得て、交通調査を実施しました。それをパネル(山根小学校周辺の通過交通量調査)で示し、入り込み対策の試案を提案しました。河村市長も入り込み対策を提案しています。市緑政土木局長は、「市長の案や田口市議の試案も含め、どのような対策が有効か、地元の方々の意見を伺い、警察とも相談しながら、鋭意検討していく」と答弁しました。
河村市長も「通過交通問題は、道路を通すかどうかにかかわらず、解決しなければいけない。いろんな案があると思うので、地元のみなさんの交通の安全を守るため、一刻も早く大至急、やっていかないといけない」と答えました。
« 名古屋市の国民健康保険料 平均年額3213円の引き下げに | トップページ | 市営住宅をリフォームし、子育て世帯の入居促進を »
「住宅・まちづくり・交通」カテゴリの記事
- 弥富相生山線の折衷案は道路計画廃止を棚上げ(2024.09.20)
- 相生山の道路―河村市長、「廃止」棚上げか(2024.08.06)
- 市営住宅の駐車場料金の値上げ撤回を――共産党市議団が市に要請(2023.11.14)
- 相生山の道路「繋いではいかん」と河村市長――「健康と環境を守れ!いっせい行動」で(2023.08.05)
- どうする「相生山の道路」――今秋、市が「折衷案」公表(2023.07.14)
« 名古屋市の国民健康保険料 平均年額3213円の引き下げに | トップページ | 市営住宅をリフォームし、子育て世帯の入居促進を »
コメント