「新『教育長』にたいするチェック機能を果たす」と教育委員
昨日と今日の市議会教育子ども委員会では、教育委員の定数条例改正案について審議しました。教育委員の定数が6人から5人に1人減ります。国による教育委員会制度の改変によって、現在は教育委員でありかつ教育長も兼任するとなっている教育長が、教育委員会の構成員ではあるが、教育委員ではなくなるからです。
私は、「教育委員長がいなくなり、その権限は新『教育長』に吸収され、新『教育長』が大きな権限を持つことになる。しかも教育長は、市長が(議会の同意を得て)任命する。教育委員会の委員による教育長に対するチェック機能を強化することが大事だ」と指摘し、委員会に出席している教育委員に見解を伺いました。
福谷教育委員は、「今回の法改正においても、教育委員会が合議制の執行機関としての位置づけを維持されたことはきわめて重要。教育委員として、審議の活性化、および新『教育長』や教育委員会事務局に対するチェック機能を果たしていければと考えている」と答弁されました。
また、教育委員会事務局は、訴訟手続きの弁護士選任に限られている教育長への委任事項について、「今後増やしていく考えはない」と答弁しました。
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