名古屋市の臨時教員 同一校での継続任用が拡大へ
名古屋市の小中学校の非常勤講師は、原則として1年で学校を替わらなければなりませんでしたが、市教育委員会は、「教育の継続性が求められる場合は、継続任用について考慮する」という方針に転換しました。今夜開かれた「臨時教員制度の改善を求める会」との話し合いの場で明らかにしました。
今年度からは発達障害対応支援講師に限って継続任用が認められるようになりましたが、来年度からは他の種別にも拡大されます。教育委員会を動かしたのは、臨時教員のみなさんの粘り強い運動があったからだと思います。私も、昨年10月の決算審査の委員会で、この問題をとりあげて、同一校での継続任用を認めるよう教育委員会に求めました。
ただし、継続任用は同一種別の場合であり、校長から教育指導の継続性についての理由書を出してもらうなどの制約があるようです。私は今夜の話し合いの席上で、「『同一校継続任用が原則』とはっきり言えば、すっきりするのに」と申し上げておきました。
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継続してできるのはいいですよね。
私が非常勤をしていた時ずっと1年でした。
同じ学校に勤務したい、と何度も頼みましたが、
みんなに仕事が平等に渡るように、1年ずつなんだ、と説明されてきました。
出産で学校を辞めざるをえなくて辞め、今年、また非常勤の仕事を始めたいのですが、今年度から音楽専科の講師が囲えるようになったから仕事はないだろう。と言われました。
何年もやれる、というのは、やりたくても入り込めない人にはなんだか腑に落ちません。
ちゃんと回るように、数年単位で区切ってもらわないと、困ります。
投稿: | 2015年3月 5日 (木) 19時12分