保育所にも家庭保育室・小規模保育事業所にも入所できない児童が1455人
名古屋市は、10月1日現在の保育所入所状況を公表しました。保育所にも家庭保育室・小規模保育事業所にも入所できない児童数は1455人となっています。行政区別では天白区がもっとも多く、208人にのぼっています。
待機児童数は、今年4月には「国の定義にもとづく除外児童数」を除くとゼロになりましたが、10月1日現在では85人になりました。このうち天白区は4人です。「国の定義にもとづく除外児童数」には、家庭保育室などを利用したり、特定の保育所のみを申し込んでいる児童などが含まれます。除外された児童を含めた「保育所に入所できていない児童数」(入所保留児童数)は2030人にのぼっています。
名古屋市は、来年度からの3年間で、保育の必要量に対する不足分を100%確保する計画を立てました(子ども・子育て支援事業計画)。これは、認定こども園や家庭保育室などを含めたものです。私は、今年の9月議会の本会議質問で、保育の必要量の確保は認可保育所の整備を基本に進めるよう求めました。
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コメント
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「保育所」という名称からは3歳前後の幼児を預かってもらう場所、というイメージがありますが・・・
かつて、息子が学童保育でお世話になっていたので、とても身近な問題だと感じます。
学童保育所は、入所児童の親たちが運営しています。
「焼きそばの田口」と自称される田口先生ならご存知と思いますが、学童保育においても、学童運営資金を得るため、日曜・祝日にバザーなどを行っています。
おかげで私は、田口先生に負けないぐらい、焼きそば作りが得意です(笑)
学童保育所の運営は大変厳しい状況でした。
一度、共産党の市会議員の方(女性の方でしたが、お名前は忘れてしまいました)が、学童保育を訪問してくださって、学童関係者から運営状況の厳しさを直に聞いてくださいました。
投稿: 芳田 善満 | 2014年12月25日 (木) 21時42分