「緑地」が74%――市民による住民意向調査の結果が明らかに
「緑地」が74%、「道路」が16%――「市道弥富相生山線を考える市民の会」がとりくんだ弥富相生山建設の是非に関するアンケートの結果です。このアンケートでは、選択理由も尋ねています。「道路を中止して緑地にする理由」では、「ヒメボタル・オオタカの生息地を守る」「緑地を分断して自然を破壊するから」が、突出しています。「継続して道路建設をする理由」では、「緊急車両の経路になる」「建設された建造物を壊すのは税金の無駄使い」などがあげられています。また、自由記入欄には多くの意見が寄せられています。
「市民の会」のみなさんは、街頭でのアンケート活動とともに、公正な調査になるように、市内全域の地図上に網の目をつくって2000戸を選び、アンケート用紙をポスティングして返信してもらうという方法で実施されました。天白区・緑区・瑞穂区の3区では、約2割の回答があったそうです。たいへんな労力を費やしたアンケート調査に感服します。本来なら、名古屋市がこうしたアンケート調査を実施すべきだと思います。
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