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2014年10月 8日 (水)

「トワイライトルーム」 本格実施の1年目はどうだったか

 本日の市議会教育子ども委員会で私は、昨年度から本格実施されているトワイライトルームについて質問しました。トワイライトルームは、教育的な役割(トワイライトスクール)と就労支援等の役割を一体的に実施する事業です。昨年度は14小学校で実施されました(今年度はさらに10校に拡大)。

 

 先日、私は、今年度から実施されている植田東小学校のトワイライトルームを見学してきました。部屋は間仕切りで仕切られていて(出入りは自由)、片方(プレイルーム)では子どもたちがブロックなどで遊び、もう片方(ライフルーム)では畳の上で子どもたちが本を読んだり、宿題をやったり。午後5時になると、基本時間帯だけの子どもたちが帰り、選択事業に登録した留守家庭の子どもたちが残ります。おやつを食べて、思い思いに時間を過ごしていました。5時以降も残った子どもは20人ほどで、「午後7時までいる子は毎日5人ほど」と子ども指導員さんから聞きました。

 

 私は昨日の委員会質問で、留守家庭児童等を対象にした選択事業の登録児童数は1校あたり1日平均22人なのに、実際に参加している児童が10人しかいないという、登録児童数と参加児童数のギャップについて指摘しました。当局は調べておいてくれて、このかい離が一番大きかった八社小のトワイライトルームでは、登録児童のうち、両親とも常勤およびひとり親で常勤の家庭の児童の割合は合わせて30%です。フルタイムで働く留守家庭児童の受け皿としては不十分な点があるのか。当局は「さまざまな就労形態の方が家庭の状況に合わせて利用している」と答弁しました。

「トワイライトルームの利用状況」(決算委資料)
 

 名古屋市は、トワイライトルームも学童保育と並べて放課後児童健全育成事業に位置づけていますが、「子どもや保護者の声を聞きながら、より『生活の場』になるよう努める」(市青少年家庭部長)という段階です。

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コメント

こんばんは。
トワイライトスクールと従来からある学童保育との共存について、是非、ご検討いただいたいと思います。
息子二人を学童保育に預けていた経験上、学童保育の大切さは痛感しております。
もちろん、トワイライトスクールのよいところもあるのですが、トワイライトができたが故に、従来から運営している学童保育の経営が厳しくなっている現状もあります。

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