新制度でも、すべての子どもに自園調理による給食を
本日開かれた市議会教育子ども委員会では、子ども・子育て支援新制度関連条例案の質疑が始まりました。私は、いくつかの点について質問しました。
その一つは、給食についての基準です。幼保連携型認定こども園では、3歳未満児は「外部搬入不可」の自園調理ですが、3歳以上児は外部搬入が容認されています。家庭的保育や小規模保育でも、自園調理が原則ですが、連携施設などからの搬入も認められています。名古屋市の条例案の基準は、この国の基準を踏襲しています。
それでは現状はどうなっているのか。私の質問に市子ども青少年局は、「名古屋市の認可保育所で、給食を外部搬入しているところはないと答えました。これまで保育所では、保育内容の一環として食育を位置づけ、自園調理に取り組まれています。こうした現状の水準を後退させないために、私は、「幼保連携型認定こども園も、家庭的保育や小規模保育などでも、すべての子どもに自園調理による給食を提供すべきだ」と求めました。
« 公立保育所の認定こども園への移行は「様々な課題がある」 | トップページ | 集団的自衛権行使容認「閣議決定」撤回の意見書案は上程できない »
「教育・子育て」カテゴリの記事
- 高坂小の統廃合計画の中止もとめる住民が河村市長に署名提出(2020.12.15)
- コロナ時代に1クラス20人程度の高坂小は理想的な学校(2020.09.17)
- 「給食費に補助を」――お母さんたちが署名提出(2020.02.04)
- 高坂小学校の存続を!――保護者・住民が立ち上がる(2020.01.19)
- 年間6600円(小学校)の給食費値上げ!無償化の流れに逆行(2019.12.04)
« 公立保育所の認定こども園への移行は「様々な課題がある」 | トップページ | 集団的自衛権行使容認「閣議決定」撤回の意見書案は上程できない »
コメント