名古屋市が地域活動やコミセンの調査を実施します
名古屋市の来年度予算案に、「地域コミュニティ活性化に関する調査費」が計上されています。私も長年、自治会長や学区連絡協議会の役員を務めてきましたが、少子高齢化が進む中で、孤独死対策や高齢者へのお助けなど新たな課題に迫られ、地域活動の担い手不足に悩み、希薄化した住民同士のつながりをどのように回復するのか模索しています。今回の調査は、地域活動やコミュニティセンターの課題を整理し、地域コミュニティ活性化の方策や、コミセンの持続可能な管理運営方針を検討するためのものであり、時宜に適した調査だと思います。
昨日の市議会経済水道委員会で、私はこの調査を取り上げ、「コミセンの計画的な修繕を進めるための現況の把握も目的の一つか」と質問したところ、当局は「コミセンの計画的な改修方針の策定のための現況調査もその一つ」と答弁しました。開館25年近く経つ私の学区のコミセンも、エアコンがしばしば不具合になるなど、修繕が必要な箇所が生じつつあります。しかし、市はコミセンの修繕計画を持っておらず、私は、昨年の決算審査でも計画的な修繕を求めました。修繕計画の立案に向けて、コミセンに足を運んで現況を把握する調査も実施する予算が計上されたことは前進です。
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小幡コミセンを借りようと電話をしました。借りたい日の3ヶ月前から予約できると言われたので、3ヶ月先の予約を申し込もうとしたところ、私が希望する日にちは長年使い続けている団体がずっと押さえているから最初から受付ができないと言われました。学区住民の為の施設なのに長年使い続けてると言うだけで優先されるのは公平な判断ではないと思います。連絡協議会の責任者に直接話しても頭ごなしに断られたので区役所に電話で相談したら、区役所の職員にまで「あなたが逆の立場なら今まで使ってたのに新しい人が急に入ってきて使いたいと言ってきたら気分悪くないですか?」と言われてしまいました。どうお考えになりますか?
投稿: 山森優佳 | 2014年4月 4日 (金) 00時24分