先例にない投票で「減税」議運理事を選出
本日の市議会議会運営委員会で、減税日本ナゴヤの理事の選挙が行われました。減税ナゴヤは金城ゆたか委員を理事に推薦しましたが、異議があり、投票になりました。投票結果は、鹿島としあき委員6票、金城委員4票、白票7票で、鹿島委員が理事に当選しました。議会運営委員会の理事を投票で選ぶというのは、いまだかつてなかったことです。
どうして投票になったのか。そもそもは、昨年12月に、減税ナゴヤの前幹事長と議会運営委員全員が突然、総辞職したことに端を発しています。その後の議運理事会で、減税ナゴヤは後任の理事候補として金城委員を推薦しましたが、私も含めて了承できませんでした。
その理由は、①金城委員は昨年9月19日の総務環境委員会の質疑において、唐突に市長の招致を求めたり、突然、委員長にたいして暫時休憩を求めたりと、自分勝手な議事進行を行い、理事会で注意されている。②金城委員は今年2月6日の理事会で、理事候補とされた理由について、会派幹事長である湯川栄光議員の指名を受けたと説明したが、先の議会で問責決議を受けた議員から指名された者を理事とすることは、到底、容認できない。③金城委員は、理事代理として理事会に出席していたが、発言を二転三転させることも頻繁にあり、個人的見解と会派意思を混同する無責任な対応を繰り返す者が理事になったら、ますます議会運営が混乱する、からです。
それにしても、減税ナゴヤ理事の選任をめぐって、理事会でいったい何時間費やしたことか。
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