不適切発言で陳謝したのに不誠実な答弁続ける河村市長に、議運理事会が抗議
河村たかし市長は本日の本会議で、3月4日の日本共産党の代表質問にたいする答弁で不適切な発言があったとして、自ら申し出て、陳謝し、取り消しを求める発言をしました。この不適切発言は、「窓のない」ビルのことを、視覚障害者にたいする差別的な用語で表現したもの。放送でも禁止されている用語が議場で市長の口から出たのも、誠実に答弁する姿勢に欠けているからではないでしょうか。
ところが、陳謝発言の舌の根も乾かぬうちに、その後の山口清明議員の質問への答弁で、「ええこと言われますけど、共産主義以外は立派です」などと揶揄したり、「袋井市」と言うところを「磐田市」と言い間違えたり。他の議員への答弁でも、誠実さに欠けたる言動を繰り返すなど、反省した様子が見られませんでした。
こうした河村市長の本会議における答弁について、本会議終了後、議会運営委員会理事会で協議し、河村市長にたいして抗議することを確認。その後、理事会メンバー全員で河村市長に面会し、「本会議における答弁に誠実さがみられない」として厳重に抗議しました。さて、明日の本会議では答弁姿勢が改まるのか。
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