安倍政権の悪政を市民に押し付ける名古屋市予算案
名古屋市の2014年度予算案が公表されました。消費税増税を市バス・地下鉄料金や水道・下水道料金などに転嫁・値上げし、公立高校の授業料無料制度に所得制限を導入、後期高齢者医療保険料は値上げ……。安倍政権が進める悪政を市民に押し付ける予算案です。
河村「減税」の財源づくりのための「事業仕分け」で「見直し」と判定された敬老パスは、市民の運動で一部負担金の引き上げをくい止めました。しかし、同じく「見直し」判定の市営住宅の駐車場料金は値上げされます。公立保育園の民営化は引き続き推進され、虐待された児童などを受け入れている児童養護施設「若松寮」も民営化が提案されています。市が福祉の現場からどんどん手を引くのは問題です。
相生山緑地を横断する道路「弥富相生山線」の工事再開の予算は計上されず、判断は先送りされました。是非をめぐって市民的な議論を大いに起こしましょう。空間放射線量測定機器を環境科学調査センターに設置する経費が計上されましたが、これは、私も含めて日本共産党が本会議や委員会で求めていたものです。
予算案についての党市議団長の談話はコチラ
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