後期高齢者医療の保険料 平均年額2622円の値上げに
愛知県の後期高齢者医療制度の保険料が今年4月から一人あたり平均で年2622円、3.28%の値上げになります。平均保険料額は年82584円にもなります。年金は3年連続で減らされ、消費税の増税がのしかかる後期高齢者に、耐+え難い負担増を強いるものです。本日開かれた後期高齢者医療広域連合議会で、日本共産党は保険料値上げに反対しました。
後期高齢者医療の保険料は2年ごとに値上げが繰り返されています。75歳以上人口と医療費の増加に応じて保険料が自動的に引き上げられる仕組みだからです。高齢者いじめのこんな制度が導入された時の厚生労働大臣が、都知事に当選した舛添要一氏です。その後、民主党政権が「廃止」公約を投げ捨てたために、いまでも続いています。
愛知県の広域連合は、保険料の値上げ幅を抑えるために、積み立てている「財政安定化基金」を活用しました。しかし、「基金活用額を前回改定時以下とするよう国から指示があった」として、前回改定時と同額(約94億円)を取り崩すにとどまり、同基金は約27億円残ります。広域連合議会で日本共産党のわしの恵子議員は、同基金をさらに取り崩して保険料を抑制するよう求めました。
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